約束のネバーランド1話ネタバレ考察と感想「GFハウス」(1巻収録)

孤児だけど優しいママと兄妹達と、仲良く幸せに暮らしていた『家』の真実は残酷だった…。

『週刊少年ジャンプ』で連載中の原作・白井カイウ・作画・出水ぽすか両先生による、脱獄ファンタジー漫画『約束のネバーランド』が、最近個人的に大注目なんです!

連載が始まったのが2016年夏の35号からですが、読み手を飽きさせないハラハラさせる展開で、2017年3月現在連載中の週刊少年ジャンプの中では1,2を争う勢いがあると思います。

この記事では2016年8月1日発売の週刊少年ジャンプ35号の第1話『GF(グレイスフィールド)ハウス』のネタバレや考察・感想などをまとめてみました。

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約束のネバーランド1話「GFハウス」ネタバレと伏線考察

『約束のネバーランド』は孤児院グレース=フィールドハウスで暮らす11歳の女の子、エマが主人公です。

彼女は1歳の頃からここで暮らし始めたので、10年この施設にいます。

規則正しい生活に、バランスのとれた美味しい食事。

白ずくめの制服に、首筋の認証番号(マイナンバー)。

大好きな優しいママと仲間達と暮らす日々が、当たり前の日常でした。

性格や年齢・肌の色は様々で血の繋がりはないが、今は38人兄妹になり、エマは最年長の1人になりました。

小さな兄妹達に慕われている、元気で優しいエマ。

そんな彼女と同じく最年長の男の子、天才的頭脳をもつ『ノーマン』と、博識で冷静・現実主義の『レイ』がいます。

エマも優れた身体能力と学習能力を持っていて、この3人は施設の中でも別格の存在になっていました。 

日課の中に、ママ曰く「将来のため」「貴方達のために」学校代わりの『テスト』があります。

ヘッドフォンをつけ、液晶画面の机にペンタブみたいなものを持ち、チェックしていく感じです。(舞台が2045年なので、今よりすすんだ文明なのでしょう)

兄妹達の会話から、テストは難易度が高めで、半分できたらかなり優秀のようです。

そんなテストの結果は、ノーマン、レイ、エマは300点満点(フルスコア)を毎回出すほどの優秀さでした。

テストが終われば自由時間で思いっきり遊べます。子ども達は広い敷地内にある森で鬼ごっこや木登り、かくれんぼなどをして遊んでいます。

敷地内は勝手知ったる子ども達の庭ですが、近づいては行けない場所が2つありました。

『外へ通じる『門』』『森の奥の『柵』の向こう』

この2つはこの施設にいる上で大切な決まり事でした。

ママからも「危ないから近寄ってはだめよ」といいつけられていたので、外へ行く事を禁じられていて子ども達はみな外の世界に出たことはありませんでした。

エマは、なんとなく『外の世界はどこか不気味』だと感じています。

先に施設を出て行った兄妹達からは誰一人、手紙の1通も寄越さない。

兄妹の女の子ギルダは「外の世界は施設を忘れるほど楽しいんだろう」と思います。

絵本・小説・学術書などから知る『外の世界』に皆憧れを持っていました。

今日の鬼ごっこの鬼はノーマンで、エマを残して早々に全滅していました。

ノーマンが鬼だといつもこうなり、最後はエマとノーマンの一騎打ちになります。

ですが、やはりノーマンに勝ったことはなく、悔しがるエマにレイはノーマンにあってエマにないものは『戦略』だと言います。

鬼ごっこは戦略を競う遊び。身体をフルに使ったチェスのいうなものだと。

標的がどう動くか、鬼がどう攻めてくるか。

常に敵の策(て)を読み利用する思考が必要になる身体と解説します。

頭のデキがはんぱなく良いノーマンだから、体力的にはエマに劣るノーマンが勝ち続けるのだと。

冷静に解析できるレイも相当な策士であるので、この3人は特別であった。

このような生活をする施設の暮らしは永遠ではなく、12歳になるまでには『里親』を手配されて巣立っていくのが慣例(きまり)。

施設を出るのは年齢順というわけではなく、今回は6歳のコニーが抜擢されます。

新しい服に身を包み、兄妹達との別れの時が迫ります。

コニーがいつも抱きしめていたウサギのぬいぐるみ「リトルバーニー」がいるから大丈夫、とコニーは言います。

リトルバーニーは『世界で1つしかない』ママが作ってくれた宝物…

『トロいしユウシュウでもなかったけど、大人になったらママのようなお母さんになりたい』

そう言って、コニーはママに連れられ巣立っていきました。

コニーを見送った後…

コニーにとって大切なリトルバーニーが何故か食堂に置き忘れられているのをエマは見つけます。

風呂上がりのレイが『風呂場の窓から門に灯りがついているのが見えた。見送りについて行ったママも戻っていないのでコニーは出発していないと思う』と助言し、コニーの気持ちを考えたら早いほうが良いだろうと、ノーマンとエマは届けに行くことにします。

ママ不在なので戸締まりはしてあったが、規則破りだけど「後で怒られよう」と、さらっと裏口の錠前破りをするノーマン。

門に向かう二人だったが、そこには本物の荷台付きの車(トラックのようなもの)をみつけます。

車には誰も居なく、「リトルバーニーを荷台に載せておけばわかるかな」と思い、荷台をのぞき込んだエマは愕然とします。

そこには、左胸に花のようなものを突き立てられ、目を見開いて絶命している、変わり果てたコニーがいました。

呆然と立ち尽くす二人だったが、「誰かいるのか」と扉の前から声がかかり、慌てて車の下に隠れます。

そっとのぞき込んだその先にいたのは、長い爪に6本の指、縦に目玉がふたつならんだ異形のもの…『鬼』達の姿だった。

幸いにも気配に気づかれるも、猫か何かだと思い、深く捜索をしなかった鬼に見つからずに、荷台の下からその光景を見ている2人。

「食人鬼(おに)…」目を見開きながら、ノーマンはそう呟きます。

「旨そうだなァ」
「やっぱり人間の肉が一番だ」

だらりと力なく事切れたコニーをつまみあげ、用意していた液体の入った容器の中に、服を剥いだコニーをいれました。

鬼のやりとりから、コニーは大事な商品で、彼らの手に届く代物ではないとわかります。

「私たちはずっと、食べられるために生きてきたの?」

その真実を知り、エマは絶望する。

すると、また扉が開き、入ってきたのは鬼と…

「並の出荷が続いている。が、ようやく上物異常も『収穫』できるな。そろそろフルスコア3匹も摘めるように仕上げておけ」
「畏まりました」

今までに見たことのないような恐ろしい顔をしたママだった。

隙を見て逃げ出したエマとノーマンだったが、荷台の下にリトルバーニーを置いてきてしまいます。

鬼の目は背けましたがママの目は背くことができたのか…

必死で走り、家に戻る途中で、エマは転んでしまいます。

「鬼は空想上の生き物で…みんなは…里子に……」
「ママは…いつもの優しいママだよね…」
「荷台のあの子…コニー…じゃなかったよね?」

現実を受け入れられずにいるエマに、ノーマンは、

「あれはコニーだった」
悲しい真実を告げるのだった。

その後無事に家につき、出迎えてくれたレイに、「間に合わなかった」とだけ短く告げるノーマン。

レイは手ぶらで戻ったことに疑問を感じます。

この晩に見たことで、『ここは農園で、私は食料』とエマとノーマンは現実を知りました。

そして、生き延びるためには逃げるしかないと決意します。

エマとレイ、ノーマンの3人なら可能かと考えるノーマンだったが、エマは泣きながら、兄妹を置いていけないと訴えます。

ノーマンはそんなエマに笑顔で「みんなで一緒にここから逃げよう」と頭をなでるのだった。

頼れる大人は居ない、生き残る方法を考え、見つける戦略をたてる。

エマはそう心に誓うのだった。

と、ここまでが1話のあらすじになります。
新連載なので54Pと読み応えもたっぷりです。

伏線?ポイントを考察

幸せな施設での生活でしたが、違和感を感じるポイントが

1.白ずくめの制服
2.首筋の認証番号(マイナンバー)
3.毎日のテストはハイテクを利用。
4.時は2045年なのに、とても昔的な生活を送っている点。
5.ものすごくさりげないけど、レイが2人を誘導してる点。

でしょうか。

【違和感1】
絶対汚れるとわかる白は、子どもには避けがちになるのでは。なのに白のみの洋服は、品質保持もあるが汚れることで何をしたか気づきやすくママが異変に気づきやすくするため?

【違和感2】
首筋に彫られている?マイナンバーの数字の法則と、孤児ならそんな番号そもそもつけなくても良い。家畜の耳につけている番号みたいだなと思いました。

数字の法則はまだよくわからないですが、語尾が94で終わることとか、何かあるんでしょうか。

【違和感3・4】
TVやラジオ等の娯楽もなく、昔の西洋風な雰囲気の施設ですが、何故かテストの台はタッチパネルのコンピューターみたいなものが採用されていて、ちょっと違和感。2045年と思えば普通かとは思う。遊びも鬼ごっこだったりかくれんぼだったり、今自分の娯楽ではない。外の世界がどうなっているのかが気になります。

【違和感5】
鬼ごっこは戦略だ。相手の手を読み動くこととエマに教えたり、リトルバーニーをコニーに届けるようにあえて誘導するような会話、出迎えたときの手ぶらな2人に抱いた疑問。

コニーは出発していて間に合わなかったのに、手ぶらは何故と思うか、そこに潜んでいた決定的な証拠を残してきてしまったことに手ぶら?と疑問に思うか、深読みしたくなりますね。レイの存在はミステリアスです。

『約束のネバーランド』1話の伏線的な所は以下が挙げられます。

【伏線ポイント1】
リトルバーニーはママのお手製で、世界に一つだけ。→荷台の下に落ちていたら、ママは絶対気づくはず。荷台の下に誰かが居たと。

【伏線ポイント2】
鬼ごっこは『戦略』の遊びなこと。→本当に鬼とママに戦略をめぐらせなければならなくなった。

【伏線ポイント3】
テストが終わった子ども達の何気ない会話で、コニーが「いいな~私なんか全然…最近ずっとだよ」とぼやいています。(絵も可愛い♪)成績がずっと良くなかったと察せれます。

【伏線ポイント4】
単行本1巻41Pで、エマが荷台をのぞき込んだとき、リトルバーニーの足が荷台の床に触れていた。

荷台から覗くコニーを見る限り、血?か何かの液体は多分リトルバーニーの足に付着しているはず。

といった感じでしょうか…

ここら辺のポイントを気にして読んでみると、また違った発見があるかもしれません。

見落としている所もありましょうが、私の気になるポイントをあげさせてもらいました!

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約束のネバーランド1話感想

最初から前半部の幸せそのものの施設での生活での日常だった食事シーンが、同じシーンなのに「私たちは食べられるために生きてきたの?」と一気に絶望に変わる後半…

真実に触れた後に読み返すとさりげなく違和感は沢山で、確かに良く見たら孤児院というより、高級な牛や豚を飼っている農場の方がしっくりくるかもしれませんね。

見方を変えたら一気にひっくり返されるのが凄い魅せ方です。

ちぐはぐな印象の文明機器…ヒントは転がっているのでしょうが、まだよくわかりませんね…

優しいママの鬼と接しているときの恐ろしい顔がこびりついてます…

脱獄はかなり厳しそうですし、年少者もみんな救いたい優しいエマの願いは果たせるのか。

どのような戦略を練っていくのか、先がとても楽しみですね。

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まとめ

作風に合った暖かみのあるファンタジーな絵柄ですが、内容はとってもエグい…

鬼の世界で『家畜』の子ども達が、知略をめぐらせ脱獄を目指す…期間が定められている点もダラダラしなさそうで良いなと個人的には思います。

主役格の3人だけでなく、モブの兄妹達が生き生き魅力的にかかれていて、この子達を置いていくなんてできない…と泣くエマの気持ちが共感しやすくなっていますよね。

コニーが…かわいそうでかわいそうで…死亡フラグ立てまくらないで下さい…w

コニーの胸に刺さっていた花にもなりか有りそうですし…

『約束のネバーランド』色々と深読みしたくなるいい作品です!

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