約束のネバーランド第2話「出口」(2016年8月8日発売の週刊少年ジャンプ36・37合併号掲載)のネタバレや考察・感想をご紹介していきます!
なお、約束のネバーランド第1話「GFハウス」のネタバレ考察や感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!
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約束のネバーランド2話「出口」ネタバレと伏線考察
幸せそのものだった施設の暮らし…その現実は、ここは農園で、私たちは鬼に飼われる『食用人間』だったのです。
夢に出てきたのは円卓の上のごちそう。そのメインディッシュはコニーが横たわっています。
夢にうなされ飛び起きるエマ。夢にまざまざと浮かぶコニーのあの姿が頭から離れないでいました。
『逃げるんだ、もう誰も殺させない!』と、強く思います。
あんなことがあった次の日の朝は、いつもと変わらない穏やかで賑やかな朝。元気に走り回る弟妹達。
朝食の準備をするママも昨日の朝と同じやさしい眼差しで…。
「まるで、全部夢だったみたい」
そう見紛うような光景でしたが、夢じゃない。エマとノーマンはあえていつもと同じように、元気に挨拶を交わします。
ノーマンは、エマに『普段通りに振る舞うように』と言います。顔に出せば気づかれてしまうから。あえて情報を向こうに渡すことはないと。
その時エマはリトルバーニーを置いてきてしまったミスに気づきます。
ですがママも不審に思うでしょうが、『これだけの情報では誰の仕業まではわからない』とノーマンは言います。
『今はまだ誰にも言わず、僕たちだけで見つけるんだ。ここから抜け出す方法を』と、ノーマンと約束をし、『普段通りの自分たち』を演じます。
日課のテストも終わり、自由時間になり、エマとノーマンは気がついたことを話し合います。
ハウスの格子窓が内側からは届かない位置で固定してある上、ネジ穴が潰してあることに。
それは、ここが『檻』だったのだと気づきます。
今まで気にもしてこなかった『日常』に隠された意図をわかり始めます。
・好き嫌い泣く食べられる美味しい『餌』
・汚れの目立つ白い服
・規則正しい生活…
これらはすべて商品の品質を保つためだと気づきます。
でしたが、テストをする意味だけはわからないままでした。
食用動物に教育は必要ない。鬼にとっては危険なはずだから。
ですが、鬼の口ぶりから年齢や成績が肉の等級に関係しているのだと推測します。
『テストで良い点を取っても、肉はおいしくならないよね?』
エマとノーマンはわからないことばかりだと実感します。
『ハウスを…世界を…僕らは知っていたつもりで何も知らない』
21世紀の半ばなのに、TVどころかラジオもありません。檻の内側は時代錯誤のつくり物で。
わかっているのはこの世界は鬼の作った『箱庭』だということだけでした。
『外の世界は未知』だからこそ知って、逃げなければならないと。
ママより先に手を打つために、2人は情報を整理します。
・今までの周期から考えて、次の出荷はおそらく最短で2ヵ月後。
・出口になるのは森から。門は出荷時以外に閉まっているし、鬼がいるから。
・脱獄の時間帯は『昼間の遊び時間』が有力。出荷の夜だと必ず1人が犠牲になるし、年少者は起きていられないだろうので。
それが可能かどうかを調べるために、森の柵の向こうに行く2人。
ノーマンは冷静に対応しているように見せてますが、エマは気がついています。ノーマンの手が震えていたことに。
平気なはずが有りません。ママは、2人にとってもたった一人の母親だったのだから。
恐ろしい。ママこそ顔色一つ変えていません。あの笑顔の裏で、何人もの子どもを死へ導いてきた。
ママは敵、鬼の冷酷な配下なのです。そう思ってはいましたが、どこかで、信じたくない気持ちもありました。
柵を超えて森を抜けたらあったのは、高さが2~3メートルはある塀でした。
普通なら無理だと考えますが、ノーマンやエマなら、ロープがあれば越えられると推測します。
周りには鬼の気配もしないし、見張りはママ1人ですのでロープさえ有れば、全員で逃げることも無理じゃないと。
夕暮れ時になり、ママの招集のベルが鳴らされます。
ノーマンとエマは無事に間に合うが、弟妹が2人足りませんでした。
居ないのはナイラとマルク。ほどなくしてマルクは泣きながらママに訴えます。
ママは、懐中時計のようなものをみて、『大丈夫よ』とマルクに笑いかけます。
夕暮れ時で不安になる兄妹達だったが、ママはすぐに眠っているナイラを見つけて連れてきました。
その光景に兄妹は無事で良かったと喜びますが、ノーマンとエマはママの早すぎる行動に驚きを隠せないでいます。
「ママはまるでナイラがどこに居るのかわかっているみたいだった」
ノーマンの言葉に、エマは『ママは昔から私たちを見つけるのが得意だった、どこに居ても見つけてしまう』ことに気がつきます。
いつも見ていた時計だと思っていた物…あれは時計じゃないと。
そうだとしたら、計画がばれた時点でアウトになると。
しかも、ママはわざとわかるようにそれをみせている。そのことから、リトルバーニーはコニー以外の誰かの手で持ち込まれたことに気がついていることを理解します。
それは、『誰であっても逃がさない』という、ママからの宣戦布告のようでした。
…と、ここまでが第2話のネタバレになります。
伏線?ポイントを考察
今回のお話での伏線は回収されるばかりでしたね。
ですので、ポイントをまとめてみました!
1.今まで気にしてこなかった部分を、見方を変えてみると『食用人間を飼っている施設』とよくわかったこと。
2.ママの懐中時計は発信器だったこと。ママにはすべてがお見通しな感じ。どう影響するか。
3.いつも通り過ごしていたのに、最後の最後で顔に出てしまったことは、ママに影響するのか?
でしょうか。
『約束のネバーランド』2話の伏線的な所は以下が挙げられます。
【伏線ポイント1】
「テストをしてもお肉はおいしくならないよ」→お肉以外にも食べる所はある。
【伏線ポイント2】
ママとかくれんぼしたりしてもどこに居ても見つけられてしまうこと。→発信器がどこかにつけられている可能性大。
発信器があるとしたら…時代錯誤なこの施設内の生活から見たら、やはり近代的な装置ですよね。外の世界は2045年らしく、発展しているのかもと考えられますね。
…と言った所でしょうか。
ここら辺のポイントを気にして読んでみると、また違った発見があるかもしれません。
見落としている所もありましょうが、私の気になるポイントをあげさせてもらいました!
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約束のネバーランド2話感想
悪夢のような一夜を越えて、平静を装うように努める2人だったが、それ以上にママがすごい…
何事もないように過ごしながらも、しっかり牽制してくる所。
かなりの強敵感があふれていますよね。
ママもこの高い壁も、しっかり越えていって欲しいです。
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まとめ
2話目ではGFハウスの全貌が解説されていますね。
お話を楽しむ上で必要な情報をしっかり出してくれているように思います。
確定ではありませんが、ママの発信器はどういう仕組みなのか…テストをすることの意味は、など、まだ不明瞭な所も多いので先を読むのが楽しみですね。
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