約束のネバーランド139話ネタバレ考察と感想「鬼探し2」(16巻収録)

約束のネバーランド第139話「鬼探し2」(2019年6月24日発売の週刊少年ジャンプ30号掲載)のネタバレや考察・感想をご紹介していきます!

なお、こちらの記事では約束のネバーランド最新話に関する情報を若干の画バレありで週刊少年ジャンプ発売当日〜翌日に毎週更新しています。

約束のネバーランド第138話「鬼探し1」のネタバレ考察や感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!

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約束のネバーランド139話「鬼探し2」ネタバレと伏線考察

ドンとギルダの背後には、鋭い目をしたアイシェが…

『バレた!?』

会話を聞かれたことに驚くドンですが、論点はそこじゃないとギルダはすぐに気づき、
アイシェに質問します。

「あなた…言葉が解るの?アイシェ」

ーアイシェの回想ー

とある農園で働く職員の鬼。

言葉少なく、いつもうつむきながらもはたらく、さえない男だった。

彼は子供のころから自分の顔が嫌いだった。

彼の顔、右半分はある日突然形を失って、以来。何を食べても元に戻らず。

野良鬼のような風貌に、周りにもずいぶんとからからわれ、蔑まれた。

人間を食べたらもとに戻るはずなのにと落ち込む男。

その顔は、彼にとって“呪い”だったのだ。

だからかもしれない。

ある日、廃棄ラインに流れてきた人間の赤ちゃん。

その子は右半分にあざをもって生まれてきた。

その食用の赤子の一つを、彼は自分だと思った。

この程度の不ぞろいは食えるのに、もったいないといいながらも廃棄しなくてはならなかった食用の赤子。

彼は、魔が差したのだ。

自分だと思ったその人間の赤子をこっそりと連れて帰ってしまったのです。

ふと、我に返り。

廃棄とはいえ、農園の所有物を盗んでしまったことに頭を抱える男。

すやすや眠るその赤子の前でうろたえる男。鬼が飼っているのだろう犬も、心配そうに赤子を見つめています。

育て方もわからないし、どうしよう、食うか?

そうは思ったものの、眠る赤子を見たらそんな気にもなれず。

「まぁ…犬だと思えば…」

そんな風に自分を納得させ、その赤子を食べずに育てることを決めたのです。

彼はもともと独りだし、街の外れに住んでいたがまた更に森の奥へと籠り、隠れ住むことに。

そうして、勤めていた農園はやめた。

彼は、人間の育て方を手探りでも奮闘しながら、犬と一緒に子育てを頑張っていました。

その赤子が笑うと、幸せな気持ちになる。

人間の赤子が、少女になるまで。

鬼の男と、犬たちと、少女。
愛情を注ぎ、本を読み、教育もし、彼女はすくすくと育った。

その少女が、アイシェ…

もはや呪いなどなかった。

彼らは、幸せだった。

だが、あの日。

アイシェと鬼は家族だった。

でも、そんなことは知らないのがノーマン達。

彼らが、鬼とアイシェ達が暮らす家に襲撃に来てしまったのだ。

「何かおかしい。隠れてろ、アイシェ」

「父さん…!」

何か異変を感じた鬼の男は、アイシェを犬たちと一緒に隠した。

そして、男は問答無用でザジの手によって殺された。

『いやだ…まだ死ねない。死にたくない。』

アイシェがいるから。

血まみれになりながら、鬼の男は最後まで娘のことを思っていた。

泣きながら。伸ばした手の先に、小さな頃の娘の手のひらを感じながら。

『アイシェ。』

『アイ』

意識が途切れる、最後まで。

「大丈夫…もう大丈夫だからな!」

シスロやバーバラは、純粋に人助けのつもりだった。

犬と一緒に隠れていたアイシェを見つけ、鬼に飼われていたかわいそうな少女と思い、救出したつもりだった。

それは、アイシェにとってはただの幸せを壊しに来た殺戮者のほかなかった。

事情を察したアイシェは、怯えではなく、憎悪で泣いていた。

「許さない…よくも…殺してやる」

「殺してやる!!」

アイシェは最愛の父を殺されて、泣きながら鬼の言葉で、ノーマン達に向かって呪いの言葉を吐き続けた。

ーアイシェの回想終了。現在に戻るー

ギルダの質問に、アイシェは答えます。

「どうして?」

「私が言葉が解ること?それともそれを黙ってたこと?」

「あ…」

「“嫌い”だから」

アイシェは強い否定の言葉、その一言で言い切った。

「確かに彼は人肉を食べていたけれど、私にとっては父親だった。」

「言葉も教えてくれた。世界も教えてくれた。食用でなく私を家族として育ててくれた唯一無二の父親だったの」

「それを奴らは殺した。奴らは私の仇だ」

「だから私は奴らが大っ嫌い。口も利きたくない」

続けてアイシェは言います。

無知なふりをして従っているのは、今を生き抜くためだと。

「………」

アイシェの壮絶な告白に、ドンもギルダも言葉をなくします。

「あんた達は?」

一通りアイシェの事情を知った後、アイシェは逆に質問をしてきました。

「え」

「なぜ殺さない?邪血を逃がしたい。ほかの人間たちなら迷わず殺す。あんた達は奴らとは違う。何だ」

「違うってほど違わないよ。俺達も鬼は憎いしそれ以上に怖いーーーでも。ソンジュとムジカには助けてもらった。二人は恩人で大切な友達なんだ」

アイシェの質問に、言葉を選びながらも思いを伝えるドンとギルダ。

そして、エマの言葉を思い出す。

エマが鬼達も悪い鬼ばかりじゃないだろうから、争いたくないと言っていたこと。

だから、自分たちも志を同じく思うこと。

「俺達も鬼を絶滅させたくない。できるなら。そのためにソンジュとムジカを捜しているんだ」

そして、2人はアイシェがノーマンに命じられた護衛兼刺客なのかと聞くと、アイシェは「私は、そんな命令受けてない」とこたえました。

「むしろ私はあんた達がーーーーー」

「よかった~~~~~~~~~~~!!!!」

「!」

アイシェが言いかけた言葉と同時に、ドンとギルがは叫びます。

そして、涙ぐむ。

ノーマンが、ソンジュとムジカを『保護』で考えてくれたんだと

考え直してくれたんだと、心から信じている様子のドンとギルダです。

その様子におどろき、開いた口が塞がらない状態のアイシェに、泣きながらもドンとギルダは彼女に握手しながら、疑っていたことを謝りました。

ドンとギルダの人柄に、アイシェは思うところがあるようです。

はっ、とギルダは一つの可能性に気づきます。

ノーマンは連れ帰らせるだけ連れ帰らせて殺すとかかも…と。

ドンは、しばらくは安全だし、交渉の余地を残してくれている。一番無情な手段じゃないとギルダを安心させようとします。

「よかった…!これで安心してムジカたちを捜せる…!!」

「………」

ドンは晴れやかに言いますが、アイシェはまた、何か思う節があるように視線を巡らせるのでした。

ー一方そのころのジンとハヤトー

ドンたち3人から離れたところで、ハヤトと武装したアダムのような男たちを連れたジンが密談していました。

「そうか。今日も手がかりはなしか」

「ああ」

いつもの陽気なハヤトではなく、表情がなくどこか恐ろしいものを感じます。

3人に隠れて定期報告をしている模様です。

「だが、じき見つかる」

「いいか。邪血は見つけ次第俺達で殺す。すべてはボスの命令通りに!!」

闇に紛れ、ノーマンの計略が水面下で進められていることが判明したところで、第139話が終わります。

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伏線?ポイントを考察

アイシェ、やはり切れ者でしたね。

すごく壮絶だし、気の毒な生い立ちです。

鬼に嫌な思いしかされてこなかった人間と、
鬼に優しくされた人間だと、両者の間に分かり合えない深い河があるのは道理ではありますが…

アイシェの父と話くらいしてもよかったのではとも思いますよね。
(ザジはそんな知能がないか…)

ノーマンなら、ザジがアイシェの父を殺してしまった後に,何か変だと気が付いたのかも?と思わなくもないですが。
気が付くくらい有能な気はしますが…そこは見ないふりして切り捨てたのでしょうか。

ノーマン達を嫌う彼女は、エマたちの助けになりそうな感じはしますが・・・どうなるでしょう。

そして、
ハヤトの伏線の張り方が見事ですね。

アイシェの「私“は”そんな命令受けてない」も。

「ハヤト“は”受けている」と暗に示しているのだなと。

登場から、特殊能力はあるけどあまり強くない系をアピールしていた感じでした。

人懐っこくていかにも人のよさそうな少年。

でも真の警戒すべき刺客だった。

考えてみれば以前、ノーマンのことをエマたちとあった時は見たことのない顔だったという。

シスロやバーバラも同じような表現。

ノーマンは非情なことをあっさり命じられるのが常だったってところでしたよね。

何も

そんな彼だからこそ、ドンもギルダも警戒心は持たない。アイシェの方に警戒の気が向くのをわかってますよね。

一番危ないのはアイシェではなくハヤトだった…

ドンのポジティブ発言がフラグ…!!フラグすぎ!!!と机をたたきたくなりました。www

ノーマンもどこまで策略を巡らせているのか気になります。

アイシェが「鬼に飼われていたから人語がわからない少女」だと思っているのか。

全てわかっていて、アイシェがドンとギルダと打ち解けるだろうと想定して、飴の道と

ハヤトたち問答無用で始末部隊の鞭の道を用意したのかもしれませんよね。

アイシェがいれば、ハヤトたちから逃れる抜け道は作れそうですし。

ノーマンはどういう考えなのかが
考えれば考えるほど難しいですね。

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約束のネバーランド139話感想

アイシェと鬼の父の話に涙しかなかった139話でしたが、ネット上での感想はどうだったのでしょうか?一部ご紹介しますね!

アイシェが女ヒュンケルだという感想がぽつらぽつらとみられました。
ヒュンケルとは。往年の名作『ドラゴンクエストダイの大冒険』に出てくるイケメンキャラです。
人間でありながら魔族の父「バルトス」に愛情深く育てられるという境遇がシンクロすると話題に上がっているようです。

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週刊少年ジャンプ2019年30号の掲載順をご紹介

30号はこのような掲載順になっていました。

上から

・ハイキュー!!(巻頭カラー)
・ONE PIECE
・鬼滅の刃
・Dr.STONE
・僕のヒーローアカデミア
・サムライ8(センターカラー)
・チェンソーマン
・ふたりの太星
・ぼくたちは勉強ができない(センターカラー)
・ビーストチルドレン
・約束のネバーランド
・火ノ丸相撲
・トーキョー忍スクワッド
・アクタージュ
・カクレミ(読み切りセンターカラー)
・呪術廻戦
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・最後の西遊記
・神緒ゆいは髪を結い

作者コメント欄

で、19作品になっています。

『約束のネバーランド』今週の掲載順番は11番目です。
久しぶりの真ん中掲載ですね。

ここ5週の掲載順番は『11番、6番、2番、4番、7番(最新号から)』ですので、平均は少し下がり6番です。

順位だけで言うともう少しで名実ともにジャンプのトップになれる日も遠くないかもしれません。

コミックス14巻が2019年6月4日(火)発売になりました。

14巻のサブタイトルは『邂逅』。116話「檻への侵入1」から124話「聞かせろよ」までの9話分収録です。

本誌掲載分よりもずっと美麗に改変された絵に、単行本にのみ収録されている番外編カットも楽しい。

ザジの秘密がここで明らかに…!?

14巻巻末にありましたが、すでに15巻の発売日も決定しているようで、

約束のネバーランドコミックス15巻は2019年8月2日(金)発売予定です!!

そして。

ジャンプ+(たまに本誌)で不定期好評連載中の公式スピンオフ
公式スピンオフの『お約束のネバーランド』もコミックス1巻が本編14巻と同時発売です。

イザベラが、ノーマンが、とても別人!ですがギャグ漫画としてとても面白い。
変態サイコパスなノーマンや、ブサカワ(?)ポンコツイザベラも癖になる…

ゆるゆるなお約束の世界が好きな方はオススメですよ~。

「約束のネバーランド」アニメ2期も制作決定ですね!

2020年公開予定ですので、ちょっと先になりますが・・・ワクワクして待ちましょうか。

アニメは終わってもラジオは続いたり、何かしら動きはアリそうですので随時追いかけてみようと思います。

公式Twitterでメディア系情報が続々出ています。

詳細気になる方は公式ページをチェックです。

公式Twitterピックアップツイート!

2018年4月からスタートした『約束のネバーランド』公式Twitterから気にあるツイートをピックアップ!

この機になる絵の真相は…ぜひ配信を聞いて確かめたいですね!

『約束のネバーランド』公式Twitterはこちら

まとめ

涙なしには見られない139話でした。

難しい…ノーマン達の正義は合理的だけどどこかいびつだし。

思想はそれぞれで、どこまでも分かり合えないから憎しみは起きるし戦争ってこういうものなのかと考えさせられる感じでした。

あのノーマンが、アイシェの復讐心に気が付かなわけがないと思う。

ノーマンはすべてお見通しな上での采配。

無情な刺客も放ちつつ、抜け道も作っているような。

ドンとギルダは。やっぱりフルスコア3人に比べたらまだまだ浅慮で甘いと感じられる139話。

アイシェの言いかけたことも気になるし、ますます読めない展開になっているので、次話も楽しみですね!

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