約束のネバーランド29話ネタバレ考察と感想「潜伏2」(4巻収録)

約束のネバーランド第29話「潜伏2」(2017年3月6日発売の週刊少年ジャンプ14号掲載)のネタバレや考察・感想をご紹介していきます!

なお、約束のネバーランド第28話「潜伏1」のネタバレ考察や感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!

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約束のネバーランド29話「潜伏2」ネタバレや伏線考察など

11月3日 金曜日 13:08

エマとレイは一つの木に背中合わせでもたれかかりながら、本を読んだりぼーっとしたりしています。

その間に、今ノーマンが発信器を無効化する機械を持って、ドンとギルダがこしらえたロープをもって、身を隠している最中です。

「大丈夫、上手くいく」

レイは独り言のようにそう呟きます。

一方のノーマンは、森を抜け、高くそびえ立つ塀の前までやってきました。

塀よりも木々の方が背が高い。ハウスのみんなから塀の存在を隠す為だったのかも知れませんが、そのお陰で塀を登ることが出来そうです。

「まずはあの塀を、上る!」

木に結んだロープを上手く利用して、ノーマンは塀の側面を軽やかにかけて上っていきます。

そして、塀の上に無事登り切れます。

眼前に広がる光景に、ノーマンの横顔は表情が抜け落ちたようにも思えるものでした。

太陽が西に沈む頃、ママが夕方の鐘を鳴らします。

「あれ?」

「どした?」

「いない…」

その鐘の音に子供達が集まりますが、ラニは異変に気がつきました。

「ノーマンがいない」

ママもコンパクトを見つめ、困ったように眉根を下げます。
何も知らない弟妹達はざわめきます。

『無駄だ。信号は完全に消えている』

『私の足を折ってママはノーマンが逃げるはずないと確信していた』

『でも、ノーマンは戻らない』

『“唯一の逃げ道(へい)”を見て焦るがいい』

『追え。ノーマンは絶対に捕まらない』

レイとエマは、表情には出さずに思います。

俺達が必ず隠し通す。出荷なんてさせないと…

そう思っていたとき、ママはパチン、と音を立てておもむろにコンパクトをしめます。

「あっ」

幼い弟妹が、嬉しそうに遠くをゆび指します。

『---え』

その方を見た年長者4人は、表情を凍らせてしまいます。

遠くから、ノーマンが戻ってきたのでした。

「なんで………?」

エマは衝撃で目を見開き、声もかすれます。

レイも頭を抱えてしまいます。

『どうして戻ってきたの?ノーマン!!』

何事も無かったように、弟妹達を抱きしめ、ママのもとに笑顔で戻ってくるノーマンに、疑問しかわきません。

その夜…

なぜ逃げなかったとなじるレイに、ノーマンはハッキリと「嫌だ。逃げるつもりはない」と言い切りました。

「それより聞いて欲しい時間がない。報告、逃げ道の下見」

ノーマンは、“下見”の報告を始めます。

塀の向こうは崖だった。とても、飛び降りられるような高さではなかったと。

「シスターは嘘をついていなかったし、鬼は家畜(ぼくら)をナメてはいなかった」

そして、塀沿いにノーマンは端まで行ってみることにしました。

レイからの情報もあったので、混乱もせずにこのプラントの全貌がみえてきたといいます。

「プラントは塀を挟んで隣同士。6つの区画の内、ここ第3プラントの真西に当たるこの区画、恐らくここが本部」

理由は、周囲は絶壁ですが、この区画の先にだけ橋があったからです。

スケッチブックに図入りで説明為ていたその時、コンコン、とノックをする音がして、ドアが開けられます。

「ノーマン、ママが呼んでる-」

「今行くって伝えて」

綺麗なスーツに身を包み、トランクの中身は糸電話のみ。
ほぼ空のトランクを閉めて、ノーマンの荷支度は終わります。

「これ返すよ」

僕は使っていない、エマとレイが出るときに使うんだ、と発信器を無効化にする機械をレイに手渡そうとします。

その発言に、レイは気付きます。

ノーマンは最初から戻るつもりだったのだと。

崖を登った報告など、隠れながらでもできるのに、と。

「……っなんで……言ったじゃねぇかよ一緒に生きるって……なのにお前は最初からーーーー」

「僕が逃げたら計画が狂う。脱獄が難しくなる。仮にわずかでもそれじゃ困る。僕は万が一にも負けたくない」

「何を言ってもムダだよ。決意(気持ち)は変わらない」

頭を抱えるレイに、うつむき表情を暗くするエマに、ノーマンは話し続けます。

「今日できるだけのことはやってきた。後は頼む。脱獄を必ず成功させて」

そして、ノーマンはエマとレイを両手に抱きしめます。

「あったかい……」

「今までありがとう。二人のおかげでいい人生だった」

「楽しかった。嬉しかった。幸せだった」

覚悟を決めたノーマンの、精一杯の別れの言葉。

脳裏に浮かぶのは、何も知らなかった頃の、幸せだったみんなで過ごした楽しかったハウスでの記憶。

「くそっ…チクショウ…チクショウ」

ノーマンの腕の中で、レイが絞り出すように繰り返します。

「ねぇ、ノーマン…やっぱり今からでも逃げよう。逃げて森へ隠れよう」

エマも再三説得しますが、ノーマンの気持ちは変わらないと言われてしまいます。

「それじゃ」

言葉もなく見送ることも出来ない…ただ下を向き、ノーマンが去って行くのでした。

部屋から出て、ママの元へ向かうノーマンは微笑みながら思います。

『甘いんだよなあ、二人とも』

『レイはなんだかんだで僕が条件守るって信じているし、エマはレイの「問題ない」が全て年長5人想定だと気付いてもいない』

『みんなの中にノーマンがいなきゃ、私は嫌だ!!』

エマの言葉を思いだし、頬を染めて、嬉しそうなノーマン。

『どれもこれも選び取れるほど、世界は甘くないだろう。僕は二人を死なせたくないし、エマには誰一人切り捨てて欲しくない』

『「誰一人見捨てない」夢物語の理想論かもしれない。“不可能だ”って誰もが諦めてしまう。だけど、だからこそ』

『僕も覆したい。諦めたくないじゃないか』

玄関の前で待つ弟妹と、ママの姿が迎えてくれます。

「お待たせ、ママ」

互いに挑むような、牽制し合うような視線を交わします。

『だから僕は死を選ぶ』

「ええ、行きましょうノーマン」

ママから帽子を手渡され、ノーマンは肩に抱かれながら、ハウスを後にするところで、29話は終わります。

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約束のネバーランド29話感想

ノーマンの決意の死にに行くお別れの気持ちが涙しかなかった29話でしたが…ネット上の感想はどうだったのでしょうか。一部ご紹介します。

何度も読んで、後から気がつくことも多い約ネバです。その考察のしやすさが飽きさせずに読ませてくれるのでしょうね。

個人的にもノーマンがそう簡単に死ぬわけがないと思います。何か手があると思いたいです。

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まとめ

元々潜伏するつもりがなく、二人の為に犠牲になろうとしたノーマンの、本当は生きたいのに気持ちを押し殺し、計画の為に死にに行こうとする決意に涙しかなかった29話でしたね。

このまま、ノーマンはただ出荷されるのでしょうか…

何も出来ない2人も痛々しく、とにかく脱獄を成功させて貰いたいと強く思える29話でした。

次話のノーマンは、もしかしたら出荷を免れるなんて展開もなくはないですよね。

淡い期待を抱きつつ、30話を待ちましょう。

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