約束のネバーランド30話ネタバレ考察と感想「抵抗」(4巻収録)

約束のネバーランド第30話「抵抗」(2017年3月13日発売の週刊少年ジャンプ15号掲載)のネタバレや考察・感想をご紹介していきます!

なお、約束のネバーランド第29話「潜伏2」のネタバレ考察や感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!

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約束のネバーランド30話「抵抗」ネタバレや伏線考察など

「じゃあねみんな、元気でね」

笑顔で皆にお別れを告げるノーマンです。
そんな中、エマだけは無言でうつむいていました。

その様子を心配そうに様子を見守るドンとギルダでした。

「エマ、レイは?」

「医務室……『見送りなんてしたくない』って……」

ママの問いかけに、うつむきながらもエマは答えます。

―少し前の医務室のレイとエマー

「やっぱり嫌だよ、行かせちゃダメだ。今止めないとノーマン本当に死んじゃう!」

「無理だ。もう止められない」

「!?」

「そろそろ鬼達(やつら)門に来てる。ママの目もあるし、何より奴自身完全に死ぬ気でいる」

「死にたくないはずなのに…怖くてたまらないはずなのに……」

悔し気に、絞り出すようにそう吐き出すレイに、エマも一瞬気おされます。

何とか救う手がないかと言い出しますが、それをするとノーマンは犬死になってしまうと、下手に手出しができない状況に、嘆くことしかできないでいました。

ー回想終了ー

わかるよ…だけど。わかりたくない!!

ノーマンの気持ちも、レイの言わんとすることもわかりますが、エマはそれを理解したくはありませんでした。

今にもお別れを済ませて、ハウスを出ようとする時間が迫ってきています。

『掴んでおかなきゃ。今ここで送り出したらノーマンの死が決まっちゃう。犬死に以前。そんなのダメ』

『ママの目を引き付ける。お願い逃げて』

「!!」

エマは抱き着きざまに囁きますが、ノーマンはエマがしようとしていることにいち早く気が付きます。

エマの右手に握られていたのは発信機を無効化する装置です。彼女はためらいなくそれを使おうとしていました。

エマは、自分の骨折した足を地面に叩きつけようとしたところで

「馬鹿! 無鉄砲にもほどがあるぞ エマ!」

いつも物腰が柔らかいノーマンが言葉を荒げます。本気のノーマンのお叱りが爆発しました。

ママを引き付けるために自分の足を犠牲にしようとしたこと。
ノーマンを逃がす為だけに使われようとしたあの装置。

それは、ノーマンが思い描く計画とはかけ離れたもので。

「今君がすべきことはこれじゃない!!」

脱獄だ!!そう想いを込めて、エマにたたみかけます。

「うるさい!いやだ、行かせない!!」

エマもノーマンに負けない迫力でそう言い返します。

「…………」

はたから見たら兄弟げんかに見える光景でしたが、ママは眉に皺を寄せてその光景を静観しています。

「どうして解ってくれないんだよ…僕はそんなことこれっぽっちも望んでいないのに」

足がうまく治らなかったらどうする?逃げられないだろう。

装置だって、せっかくノーマンが使わなかったのに。

それもすべて、皆を守るためにそう決めたこと。

『僕だって好きで出荷されるわけじゃないんだよ』

みんなの為に取った決死の覚悟だった。

「ただ笑って見送ってほしい…僕の決意(きもち)を汲んで」

「『本当は嫌』なら尚更だ!」

ノーマンの手をしっかり握り、エマはまっすぐにノーマンを見やります。

そんな彼女に、ノーマンの中で生きたい、と強く思ったあの水飲み場のことが思い出されます。

『ほら、これだ』

無茶で無謀で無鉄砲、おまけに甘くて幼稚なエマですが、まばゆいくらいにまっすぐな彼女の心に、ノーマンはたくさん救われていたのです。

『その気持ち、その思いだけでどれだけ僕が幸せだったか』

『だから僕は辛くても怖くても笑顔でいられた』

『今も笑って逝けるんだ』

「え」

ノーマンは、全てを諦め、受け入れたような笑みを浮かべて、エマの頬に触れます。

そんな二人の時を引き裂くように、死神(ママ)が彼に帽子をかぶせます。

ママの言葉にノーマンは素直に頷いて、旅立とうとします。

「次、騒ぎ立てたら殺すわよ」

ノーマンを引き留めようとするエマに、皆の手前表面上では「おてんばが過ぎるわ」と優しく諭すママでしたが、エマにだけ聞こえるように耳元で囁くのは明らかな脅し。

「ムダなのよ。あなたは何もできなかったの。諦めなさい」

「じゃあ、エマとレイのこと頼んだよ」

ドンとギルダにそう告げて、ノーマンは玄関から出ようとしたときに、医務室から出てきたレイと目が合います。言葉はなく、ただ見つめ合います。

『ごめんね、笑って見送れなくて』

『笑顔を見せてあげられなくて。ノーマン、いっぱいいっぱい、ありがとう』

笑顔で手を振るノーマンを見送る弟妹達に、エマはただそこに崩れ落ちました。

ありがとう…その思いは口には出せずに。彼の背中を見送るのでした。

「空っぽなのね、トランク」

皆と別れたママとノーマン。彼のトランクをもってあげるママは、トランクの軽さから、そう言います。

「うん……ほぼね」

「必要ないから……だって何を入れても持って出ることはできないでしょう?」

「………」

ママはその問いに沈黙で答えます。

「あなたなら決して逃げない。わかっていたわ。私には最初から。あなた、優しい子だもの」

「立派よ。あなたは正しい。これで、レイとエマは満期で出せる」

ノーマンの表情は浮かないもので。

「『決められた時間最期まで』『お家の中で幸せに』?」

「そう。『幸福な一生』」

よどみなく答えるママに、ノーマンの表情は一瞬固まります。

「あなたという子に会えたもの」

そんな話をした所で、とうとう開かれた門の前までやってきました。

ピチャン…水滴がしたたる湿った門内には、いつか見た出荷用のトラックが待機してあり、扉が何個かありました。

「この部屋で少し待っていて頂戴」

その一室に通され、ママから指示を受けます。

『ああ…いよいよだ』

エマやレイ、弟妹達の顔を思い浮かべ、覚悟は決めどもやはり死ぬのは恐ろしい。ノーマンの顔には冷や汗が浮かびます。

でしたが、

ママによって通された部屋を見ると、ノーマンは思わず声を上げました。

こうして、37人兄弟になってしまった翌朝、空っぽになったベッド。一つ無くなった歯ブラシとコップ。

「おはよう、ノー」

そして、用意されなくなった朝食の前で、思わず挨拶をしてしまうエマで、30話が終わります。

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約束のネバーランド30話感想

ノーマンが出荷されてしまった…あの「え」はどう言う意味だったのか、気になる30話でしたが…ネット上の感想はどうだったのでしょうか。一部ご紹介します。

単行本派の方には判らなかった変化!!確かに…種馬の意見はけっこうあり得そうだと思ってみたりします。

ノーマン死亡説ではなく、約束が交わされたこと…成程。色々な推測が出来ますね!

この生死を判らなくする演出…どちらに転んでも良いように出来ているのがニクいですね。色々深読みが出来て面白いですね。

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まとめ

もーーーーーーー、ノーマン切ない。泣かされましたね。

皆の為に犠牲になった彼に、ここでまさかの退場だなんて、思いたくはありませんが。最期の「え」は何を見たのでしょう。

出荷の為に殺されたとも、もしかしたら別の使い道をされたのか。

あるいは、もしかしたらママが味方で、ひっそり生かし逃がす道があったりだったとか…?

生きているとも死んでいるともとれる演出でしたので、この後のノーマンの復活はあるのか、色々と物議が醸せそうな30話でした。

生きていたとしても、ノーマンの覚悟がとても切ない30話でした。

さて。ノーマンが欠けた絶望的なこの状況で、脱獄は叶うのか。
ますます先が判らなく目が離せませんね。

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