約束のネバーランド37話ネタバレ考察と感想「脱出」(5巻収録)

約束のネバーランド第37話「脱出」(2017年5月8日発売の週刊少年ジャンプ23号掲載)のネタバレや考察・感想をご紹介していきます!

なお、約束のネバーランド第36話「決行5」のネタバレ考察や感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!

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約束のネバーランド最新話37話「脱出」ネタバレと伏線考察

―イザベラの回想―
まだGFハウスの子供だった頃。
木陰にもたれ、蝶を手にとまらせて歌う少年の姿がありました。

「綺麗な旋律ね!」
「イザベラ!!」
その木の上から顔を出したのは少女だったイザベラでした。

「ねえ、なんて歌?」
「…名前はないんだ。つけてないんだ」

少年…レスリーが恥ずかしそうにそう答えると、イザベラは満面の笑顔でもっと聞かせてとせがみます。

「でも、恥ずかしいからみんなには内緒ね」
前置きをして、レスリーは歌います。

二人だけの秘密。
大好きだったレスリー。
大好きなハウス、その真実を知るまでは。

何も知らないレスリーは『出荷』されてしまいます。

塀の上を上り、途方に暮れるイザベラを『制御』する当時のママ。
脱獄を諦めてしまったイザベラが選んだのはママへの道でした。

「あの歌があったから、私は強くいられた」
お腹に宿した子供を慈しむように、レスリーの作った歌を口ずさむイザベラ。

厳しい競争を勝ち抜いて、イザベラは第3飼育場を任されます。

『後悔などない。自分で選んだ道だもの』
世界は変わらない、だからイザベラは自分にできることをしようとします。

ーー誰よりも深い愛情を、1年でも長い命を、何も知らない子供たちに与えたかった。

今はもういない、レスリーの分まで。–

そうして、また時間は進みます。レイが6歳のころの記憶に。

門の見える木の下で、レイは本を読みながら歌を歌っています。
二人だけの秘密だった、あの歌を。

「レイ……その歌どこで……」

イザベラの顔は今までにないくらいひきつっています。

悲しく、寂しそうな笑顔でレイはそう尋ねるのでした。

「ねぇ……なぜ俺を生んだの? お母さん」

ー現在にもどりー

ロープを渡り、塀の外の森に消えていった後姿を、しばらく見つめ続けています。

あの時、レイに答えたのは「私が生き延びるためよ」でした。

それは、イザベラの意地でした。

レスリーが殺されていたのがたまらなく悔しかった。
何も変えられないだからこそ、せめて生き続けてやりたかったのです。
食べられない人間として。

力なく、自嘲の笑みを浮かべるイザベラでした。

エマたちは外に出ることに成功します。

そのため、今まで築き上げた頂点の地位も成果もイザベラの信用は一気になくなり、商品を守り切れなかった無能な飼育監(ママ)となり果てるだろう、と彼女はわかっていました。

「もしクローネを排除してなければ、もしあの日、ノーマンに崖を…塀の向こうを見せなかったら、違う結果になったかしら」

穏やかにほほ笑むイザベラの横顔は優しかった。

「いいえ、結果に『もしも』はない。どのみちあの子たちの成長は見抜けなかった。やっぱり私の負けなのよ」

あんなに小さかったのに…
みんな、あんなに、小さかったのに……

「行ってらっしゃい、気をつけてね」

たなびくロープを背に、ママイザベラは旅立った15人を見送ったのでした。

『エマ…』
残った子供たちの中で一人事情を知るフィルが、燃えたハウスを眺めながらエマを思います。

「安心なさい、無事逃げていったわ」
「え」

そんなフィルの様子に、イザベラは頭を撫でながら言いました。

「ごめんねみんな、寒い中寂しかったね」
ママは残った年少者たちを抱きしめます。

森の中で夜を超すことになり、眠る子供たちに子守歌代わりに歌って聞かせたのは、レスリーのあの歌でした。

農園のほうも崖から逃げるとは考えないだろうから、しばらくは追手がかかりません。
イザベラのほうでロープも回収したので、当分は血眼で農園内を探すことでしょうと。

ーそのころのエマたちー
『さぁ、遠くへ!』

森の中をひたすら走り続けます。

『やったよ、ノーマン』

エマはコニーの出荷された『あの日』から3か月、生きて外にいることを喜びます。
出荷もない、12歳(レイ)にも明日が来る。

『私たちは自由なんだ』

そうは喜びますが、ここがゴールではありません。

『外』に待つのは鬼の社会。人間は食料。

守られていた命に衣食住、当たり前にあったものはすべてなく、これからは自分でどうにかしなければなりません。

その不安に、責任に、握りしめたこぶしが震えています。

『それがどんなに厳しくても、私は逃げる。みんなと生きる。
フィルたちも必ず、必ず連れに戻る!!』

そう固く決意し、森を抜けた先には輝く朝日が昇ってきました。

「今日が私たちの第一歩。最初の朝だ」

朝日を眺める顔には喜びが浮かぶエマたちで、37話、脱獄編が終わります。

伏線?ポイントを考察

今回、伏線と呼べるものはあまりないように思います…脱獄編完結なのでこちらも回収回ですね。

あえて挙げるなら、ここの1点です。

エマを思うフィルにイザベラがかけた言葉は、裏を返すとすべてわかっているわよ、ということですが

敗北を認め、脱獄の後始末も手伝ったイザベラは、農園での生活が続くフィルのこの先の障害になるのか、味方になるのか。
農園的には大失敗をしてしまっただろうイザベラの今後とともに気になるポイントです。

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約束のネバーランド37話感想

イザベラの本当の思いに、涙が出てきました。
やり方はともかく、愛情はあったんだなって。

レイがイザベラの子どもだったのですね~。
31話の伏線予想のところで、年齢的にフルスコアの誰かが子供ではないかと予想しましたが、そこは当たりでしたね!
(エマじゃないかなと思っていたのは外れちゃいましたが)

でも、よくよく考えると伏線バッチリありましたね。

22話でシスタークローネに話した『情報』は、イザベラでも知りえなく、どうしてレイが知っているのか不思議に思いましたのは、多分レイがイザベラの子どもである、ということですよね。

それはレイが乳児期からの記憶がある子供だったからと後程判明します。

そして…髪の毛の色が単純にイザベラとレイは同じだった。はい。

レイをスパイに使っていたのも、事情がばれても泳がせていたのも、利害関係だけではなく母親としての愛がどこかにあったのかなと感じました。

最後の最後で、証拠になってしまうロープを回収して目くらましをしてくれるイザベラは、苦悩しながらもママを務めていたのでしょうか。本当は優しい人だったのでしょうか。

脱獄が成功したエマたちにはよかったね!ですが、このさきのイザベラはどうなるのかなー。

心臓に花を咲かされちゃうのかな…グランマの特別だから、そんなすぐに廃棄にはならないかな、と、ママのことばかりが気になってしまった37話でした。

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週刊少年ジャンプ2017年23号の掲載順をご紹介

23号はこのような掲載順になっていました。

上から
・約束のネバーランド(巻頭カラー)
・僕のヒーローアカデミア
・ONE PIECE
・BORUTO(センターカラー)
・鬼滅の刃
・ブラッククローバー
・青春兵器ナンバーワン
・Dr.STONE(センターカラー)
・食戟のソーマ
・ハイキュー!!
・左門くんはサモナー(センターカラー)
・ROBOT×LASERBEAM
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・ぼくたちは勉強ができない
・火ノ丸相撲
・斉木楠雄のΨ難
・腹ペコのマリー
・銀魂
・ポロの留学記
・U19
・磯部磯兵衛物語

作者コメント欄
で、21作品になっています。

『約束のネバーランド』は今週は巻頭カラー!!しかもジャンプの表紙にもなっています。

来週は本格的に新章突入なのでセンターカラーなのでしょうか。
2週連続で美麗なカラーを拝めるのはうれしい限りです。

ここ5週の掲載順番は『1番、6番、4番、3番、2番(最新号から)』ですので、平均値変わり3番位になっています。

かなりの盛り上がりを見せた脱獄編が一区切りしましたので、順位変動も危ぶまれますよね…
この調子で上位に居続けてもらいたいです。

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まとめ

ひとえにイザベラ回でした。ところどころで見せていた人間らしい情は本物でしたね。

それがエマたちにとって許されるものかはまた別にしてですが、中で生きていくためには最良の手段だったのでしょうね。

このシステムの中ではすべてを知り生きていくことは、幸せに死ねることよりもずっと辛い事なのでしょうねとも考えてしまします。

イザベラが悪いのではなく、やっぱり諸悪の権化は元締めの鬼ですよね。

脱獄編は堂々完結ですが外の世界はどうなっているのか。鬼の社会で生き抜いていけるのか。

鬼の追撃はまだこれから新章で起こるのでしょうね。脱獄編ではあっさり終わってよかったです。イザベラの後始末のおかげもありますね。

来週も目を離せない約ネバ…センターカラーも楽しみです。

次のストーリー(38話)のネタバレ考察と感想はこちら

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