約束のネバーランド第40話「アルヴァピネラの蛇」(2017年5月29日発売の週刊少年ジャンプ26号掲載)のネタバレや考察・感想をご紹介していきます!
なお、約束のネバーランド第39話「想定外」のネタバレ考察や感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!
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約束のネバーランド第40話「アルヴァピネラの蛇」ネタバレと伏線考察
ザッ…ザッ…
地面の匂いを嗅いで、エマたちの足取りを掴み、鬼たちが迫ってきています。
「降りてますね」
「遅かったか。この下は吸血樹の群生地。昨今野良の下等種もうろついていると聞く」
「我々以外に食われることだけはあってはならん」
「はい。南東に真っ直ぐです」
鬼達はエマ達が消えた吸血樹の方を見定め、狙いを定めます。
ー一方のエマ達ー
ミネルヴァさんの特別な2冊のうちの一冊、『約束』のモールスの方が『ウーゴ冒険記』でした。
主人公ウーゴが相棒のキツネザルマーウィンと、世界の秘境を旅する冒険のものです。
「これだよこの本で読んだ! あのヘビの話!あ~何だっけ、待って今――――」
「え、まさか…」
エマは冒険記をパラパラやり、思い出そうとする時にレイが言い当てます。
その内容は、海底洞窟アルヴァピネラは恐ろしいヘビの巣窟で、それは無数のヘビが木の枝のよう、壁一面を埋め尽くしていた。
足下の宝石が残酷までに美しく、ヘビは宝を守っているのか、それを餌におびき寄せる罠なのか…
と言った内容がウーゴ冒険記の第3章に記されていました。
「ね、似てるでしょ?」
洞窟、宝石、ヘビ…
『この冒険小説は、外の世界の手引書(ガイドブック)だったんだ!!』
エマの仮定に、一度は否定するレイでしたが、あり得るかと肯定します。
「試してみよう」
「うん!もし本と一緒なら、あの根が私たちを襲うのは…」
エマは弟妹を下がらせ、レイはその木の根に向かって持っていたコップを投げつけます。
「やっぱり!『接触』だ」
思っていたとおりの反応に、エマとレイはガッツポーズで喜びます。
『熱でも音でも地面への震動でもない』
『根の先に触れると位置を把握し攻撃する』
レイは根の動きや、捕まった動物、観察をよくすれば、どうやって逃げたら良いかがわかってきます。
『そうだ。ウーゴも常に敵を見ていた。観て考えて進路をつくる。知らなければ知っていけばいい。人間(オレたち)にはそれができるのだから』
「エマ。多分お前の読み通り、これはアルヴァピネラの蛇だ」
「でしょ」
分析を終え、レイはエマにそう言います。
「ねぇ、まずいよあの根っこ、ドンドン増えて近づいてくる!!」
クリスが迫ってくる木の根をさして訴えます。
壁から隙間無く逃げ場を無くし追い詰めて、捕食しようとします。
『捕まったら最後、オレたちもカピカピに干からびちまう……!』
ドンも弟妹達も動揺し恐れますが、
エマとレイは敢えてその根に近づいていきます。
「エマ!?レイ!!?」
「え…?」
二人の行動に弟妹達はハテナマークを浮かべます。
「触らなければいいの」
「襲ってくるのは壁からの根だけ。でも見て。触らなければ攻撃してこない。どんなに近づいても根の先に触れなければ、ほら、スピードも全く変わらない」
エマの一声の後に、レイがこの先の行動を指示します。
「これから最初の予定通り後ろの木を上まで登って逃げる。壁の根に追いつかれる前にだ」
上まで登った後は?あの天井からどう逃げられるかとネガティブな声も上がりますが、
「でられるのね?」
「うん!」
エマの迷いない返事にギルダは皆に登るように促します。
「さあ、ここからでよう!」
弟妹達も皆で、木の枝を登っていきます。
『アルヴァピネラの蛇は全て洞窟の天井の岩から生まれ増えていった』
『そう。全て岩が化けたできた蛇だったんだ。この木も同じ』
レイは、天井からぶら下がる干からびた動物の姿を見やります。
『増え続ける壁の根は全て天井から伸びてきている。まるで限りある岩を蛇に変えていくように』
『上まで逃げて、下が壁の根(ヘビ)で目一杯埋め尽くされるほどになれば』
その頃合いを動物の死骸から見定めたエマは皆に声をかけます。
『アルヴァピネラの蛇から逃げるには、洞窟の天井に穴をあければいい』
『どんな方法でもいい。難しくはない』
天井の薄くなった木の根に、エマやドンを始めとした数人の弟たちがぶら下がります。
下からは、木の根がズズズ…とその魔の手を伸ばしてきています。
メキメキ…プシュッ
子供達の重みで、ぶら下がった木の枝がバキ!と大きな音を立てて折れ、ちぎれます。
寒い外気にさらされて、木の根の動きが止まってしまいました。
ボスッ!
皆地面に落ちてしまいますが、天井に穴を開け、根の動きを止める事に成功します。
無事に皆で地上に上がり、危機一髪を逃れたエマ達でした。
『ありがとうミネルヴァさん』
ウーゴの冒険記に向かって、お礼を述べるエマの背後から、黒い何かの気配が迫ります。
不穏な空気を残したままで、40話が終わります。
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伏線?ポイントを考察!
伏線ポイント1冒頭の鬼の形態
服を着た二足歩行の鬼と、四足歩行の鬼とでは身分が違うのかな?
『野良の下等種がうろついている』との言葉もあったので、鬼の中でも階級や派閥ができあがっているのでしょうね。
このスタイルの良い鬼は、1巻7話で長テーブルを囲んでいた鬼たちの一人だったりするのでしょうか。
(姿は描かれていなかったですが、顔のわからない鬼も沢山いたので)
伏線ポイント2
40話の最後のズズ…と聞こえた不穏な擬音。
何かが怒る気配が満々です。鬼たちに追いつかれたか、まだ吸血樹が動くのか…
次話も何かが起こる気配ですね。
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約束のネバーランド40話感想
エマの機転とレイの的確な指示で、なんとか危機を脱した40話でしたが
ネット上での感想はどうだったのでしょうか?一部ご紹介しますね!
「約束のネバーランド」、今週もドキドキしながら読んでた・・・。ミネルヴァ氏の冒険小説「アルヴァピネラの蛇」、気になるよね。しかしその本が、外の世界へのガイドブックだったとはなぁ。が、まだまだ油断はできません。最後の「ズズ・・・」の音のシーンが凄く気になる。来週どうなる事やら・・・
— アニメの精(?) (@asanshun) 2017年5月29日
最後の黒ベタゴマの引きが気になって仕方ないですよね。まだまだ危険は待ち受けていそうですね。
わりと毎週言ってるけど今週も約束のネバーランドがとても面白かった。しかし○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○かなりマズいのでは。毎週ハラハラするなぁ…(・_・;) https://t.co/9wdMHoN0nW
— にぱ (@nipa0507) 2017年5月29日
本当毎回ハラハラですよね…だからこそ見逃せないです。休載が一度も無いのでありがたいですよね。
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週刊少年ジャンプ2017年26号の掲載順をご紹介
26号はこのような掲載順になっていました。
上から
・火ノ丸相撲(巻頭カラー)
・僕のヒーローアカデミア
・ONE PIECE
・鬼滅の刃(センターカラー)
・ROBOT×LASERBEAM
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・アリスと太陽(読み切りセンターカラー)
・ブラッククローバー
・食戟のソーマ(センターカラー)
・約束のネバーランド
・斉木楠雄のΨ難
・ハイキュー!!
・ぼくたちは勉強ができない
・銀魂
・Dr.STONE
・左門くんはサモナー
・青春兵器ナンバーワン
・ポロの留学記
・腹ペコのマリー
・U19
・磯部磯兵衛物語
作者コメント欄
で、21作品になっています。
『約束のネバーランド』今週の掲載順番は10番目、少々順番が後退してしまいました…
ここ5週の掲載順番は『10番、3番、4番、1番、6番(最新号から)』ですので、平均は一つ落として4.8番位になっています。
まとめ
ものすごくミネルヴァさんが助けてくれましたね。でも、本を読んでいたからこそ助かりよかったですね。
でももしこの本を読んでなかったら…とも思いましたが、そもそも読んでいなかったらモールス符号にも、脱出するこ
となど色々な意図にも気がつけなかったのだから、その仮定はナシなんですよね~。
さりげなくさりげなく、農園サイドに気付かれる事無く『聡く気がついた』子供たちの味方をする『ミネルヴァさん』にがぜん興味がわく40話でした。
無事に地上には戻れましたが、まだまだ危険は迫ってきている模様です。
次話もまた待ち遠しくさせる約ネバに、私も含め夢中になる方が多いのが判りますよね!
来週も楽しみです。
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