約束のネバーランド50話ネタバレ考察と感想「友達」(6巻収録)

約束のネバーランド第50話「友達」(2017年8月7日発売の週刊少年ジャンプ36-37合併号掲載)のネタバレや考察・感想をご紹介していきます!

なお、こちらの記事では約束のネバーランド最新話に関する情報を若干の画バレありで週刊少年ジャンプ発売当日〜翌日に毎週更新しています。

約束のネバーランド第49話「教えて」のネタバレ考察や感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!

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約束のネバーランド50話「友達」ネタバレと伏線考察

「このすぐ先から地上へ抜ければそこはもう森の出口だ」

ワイワイ喜ぶ弟妹達のにぎやかな声の中で、ソンジュは二ッと口角を上げて,エマに言います。

「今夜は一晩休んで明日朝地上へ出よう」

ソンジュの声かけで、弟妹達は元気よく返事をし、それぞれが手際よく作業に取り組んでいきます。

ごはんの支度や、薬草をつぶして、エマのけがの手当てをしたり。

「みんな本当に覚えが早いわ」
その様子を見てムジカは感心したようにつぶやきます。

「レイとエマほどじゃないよ。あとノーマンも早かった!すぐ覚えちゃったんだよ!」

「?」

クリスとアリシアが得意げに教えてくれる「ノーマン」その名に聞き覚えがないムジカは首をかしげます。

『さすが“高級品”……最上級農園の脳か……』

少し遠巻きで様子を見ていたソンジュは、意味ありげに思うのでした。

ー夕食後ー

「ごちそうさまでした!」

「よっしゃ!上手く行きゃ明日にはB06-32だ!!」

「がんばればね」

ドンが景気よく切り出し、弟妹達も口々に反応します。

目的地が近いのはうれしいが、それはソンジュとムジカとのお別れもちかづいてきているということで。

お別れはさみしい、とムジカに訴える子もいます。

夕食後の団欒をしている中で、ギルダだけは輪に入らず何か考え込んでいます。

「ギルダ?どうした?」

その様子に気が付いたレイはギルダに声かけます。

「あっいや……計画のズレについてちょっと……」

「ズレ?」

「考えていたの。ソンジュが教えてくれたあの“昔話”…」

ギルダが考えていたことはこうです。

人間の世界が別にあるのは希望だが、鬼側の社会に人間の社会が無いことは、自分たちには不利な展開であること。

シスターが言っていた、『外の人間と紛れる』と言うことも叶わない。

期待していた人間の集落がなく、紛れることも出来ないし、フィル達を迎えに行くのにも人員がいること。

そのことをどうするか考えていたというので、レイもその通りだと同意します。

そこでエマはソンジュに、『自分たちの他の脱走者はいないのか?』と尋ねてみます。

「知らない?旅をしていて噂とかでも聞いたことない?」

以前、彼は『多種多様ある農園』と言っていたので、農園はたくさんあるとわかっています。

その中で、ミネルヴァが他にも手引きしている農園があるかもしれない、そう期待をするみんなでしたが…

ソンジュの答えはその期待をあっさり打ち砕くものでした。

「どういうこと?」

驚く兄弟達に、エマが続けて問います。

「そもそも一口に“農園”と言っても色々あってな。GFみたいな“高級農園”はごくわずか。ほとんどが“量産農園”なんだよ」

「“量産農園”?」

ソンジュから出た不穏な空気を感じるその単語を、おそるおそるトーマとラニが聞き返します。

「劣悪な環境で、ただ生かし太らせ出荷する」

「意思などない」

「逃げようなんて考えもしないよ」

量産農園の惨い実情に、皆表情を凍らせソンジュの話に聞き入っています。

「無論、考えても逃げられないだろうがね」

量産農園の子供達の置かれた環境は有刺鉄線がはり、高い柵に覆われ他飼育場の中…

手足も拘束され、飼育者の鬼からの折檻も待っている…

そんな環境でただの家畜として、育てられているのだと知ります。

『そんな…言葉や意思もない…?偽りの幸福すらない…本当に…ただ食べるための…』

そんな農園が普通で、ほとんどだという事実に、エマは打ちのめされています。

「因みに量産農園が数百とある中、高級農園はわずか4つ」

「4つ!?たったの!?」

あまりに少なさにドンが驚きの声を上げます。

「お前達の言う“ミネルヴァ”の手引きがあるならその4つ。GFを除けば他は3つだな」

「お前達がどう知り気付き、逃げてきたかは既に聞いた。が、同じような芸当、そう当然にはできないだろう」

「出られたとして生きていられるか。その危うさはお前達も身をもって味わったとおりだ」

吸血樹や、野良の鬼…追手の姿。自分たちに迫る危険は数多くあることを思い浮かべます。

「脱走者には期待できない……だが」

「“盗難”ならば稀に聞く。人間食いたさに農園を襲って盗む“鬼”はいる。ごく稀に、だがな」

「使えるとしたらそこだと俺は思うね。ただし、あくまで使い方次第だが」

ソンジュのくれた小さな針の先のような希望に、エマは口もとに拳を添えて考え込みます。

「何にせよ」

あくまで、ソンジュが知る限りとは言っていましたが、内容的にはかなりショッキングなものでした。

ソンジュの話の後、エマは一人、皆から離れて厳しい表情で何かを考え込んでいるようです。

その横顔に、ムジカは心配そうに声をかけます。

「大丈夫?その、さっきの…」

「平気平気!量産農園の話はショックだったけど…仲間集めも安全確保も何か考える。何とかする!」

ムジカに気付くとエマはいつもの笑顔を見せて、力こぶを作って見せます。

ムリでもやるから大丈夫!と言いきるエマに、たくましいなあ、と心の中で思うムジカです。

「めげてなんかいられない。私には待ってる弟妹(かぞく)と叶えたい未来があるから」

投げやりにもならずに、意志の強い瞳でエマは決意します。
その様子に、ムジカも一瞬、言葉を失います。

そこには嘘も強がりもない、エマの笑顔がありました。

「見る?私の家族」

おもむろに、エマはムジカを誘います。

「この子がフィル。可愛いでしょ」

レイがくれた兄弟達の写真を、説明しながらムジカに見せます。

エマは、身振り手振りも加えて、面白おかしくムジカに家族のことを伝えます。

そして、その手にはノーマンの写真が。

エマの横顔が寂しそうなものに変わります。

「ノーマンに誓ったんだ。諦めない。誰一人死なせない。家族全員連れて出るって」

「簡単じゃないってわかってる。方法だってまだこれから。でも私は生きたい。家族全員(このこたちみんな)となんとしても!」

「みんなと生きる。そのためなら、どんな不可能だって乗り越えてやる」

写真に向かって、エマは語ります。

「うん……」

『そうか、この子は元々たくましいんじゃない。たくましく在らなきゃならなかったんだ』

ムジカは、エマの横顔を見つめ、彼女のことをそう分析します。

「でも、不思議だなあ。ムジカって本当“鬼”って感じしないや」

気を悪くしたらごめんね、と前置きを為つつ、エマは鬼の姿も色々あるんだって改めて思っていました。

「………」

エマの素朴な疑問に、ムジカは意味ありげに沈黙し

エマにはわからない言葉で独白します。

「私ね、人間を見たのも人間と話をしたのもエマ達が初めてだったの」

「“敵”でも“食料”でもない。他のどの生き物とも違った」

「エマ達と会えて、話が出来てよかった。友達になれてよかった」

にこやかに、ムジカは微笑みます。

「この6日、本当にありがとう」

二人は友情を確かめ合ったところで、夜は更けていきます。

弟妹達はすっかり夢の中。

『神様。どうかエマ達(かれら)にご慈悲を。私の異(あだ)し種族の友達に、どうか、光を』

ムジカの祈りの中で、レイは前に邪魔されてしまい入力できなかったパスワードの画面を開き、アクセスしようとした所で…50話が終わります。

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伏線?ポイントを考察

伏線ポイントの考察1

一番感じたのは弟妹達の会話や、エマの写真回想…ノーマンを所々に引き合いに出している所。そして、鬼による盗難が稀にある、と言ったソンジュの言葉…

ソンジュが狙うならそこ、というチャンスをもし、出荷の時に現れたのが農園側の鬼ではなく、盗難犯だったりしたらノーマンだったら好機を見逃すわけがないと思うのです。

ノーマンは生きていて、後ほど合流するのではないか…という、ノーマン生存説がまた生き生きとしてきたのではないか?と感じられます。

伏線ポイントの考察2
 
ムジカの意味深な独白。エマに聞かせたくないから鬼側の言葉で話していた…

鬼らしくない、の言葉で思う所があったのだろうか。昔は人に近い姿だったが、どんどん退化していった、とか?

鬼の生態も謎が多いので、色々な方向で考えられますね。

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約束のネバーランド50話感想

かなりえげつない鬼側世界の人間の扱いにショッキングかつ、ムジカが可愛い50話でしたが
ネット上での感想はどうだったのでしょうか?一部ご紹介しますね!

そう、私達の世界で言う牛や豚と変わらない、その通りですよね。それが人間だと思うからえげつなく感じますが、それが鬼の社会の中で、人間は食料なら普通なんですよね…すごく同感します。

ですよねー!!そう思いますよね!

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週刊少年ジャンプ2017年36-37合併号の掲載順をご紹介

36-37合併号はこのような掲載順になっていました。

上から

・ONE PIECE(巻頭カラー)
・約束のネバーランド
・僕のヒーローアカデミア
・鬼滅の刃
・食戟のソーマ
・ハイキュー!!
・Dr.STONE(センターカラー)
・ぼくたちは勉強ができない
・火ノ丸相撲
・青少年有害環境規制法(読み切り)
・斉木楠雄のΨ難
・ROBOT×LASERBEAM
・HUNTER×HUNTER
・転生起-HAKUSAI-(読み切り)
・ブラッククローバー(センターカラー)
・シューダン!
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・青春兵器ナンバーワン
・銀魂
・クロスアカウント
・腹ペコのマリー
・磯部磯兵衛物語

作者コメント欄
で、22作品になっています。

『約束のネバーランド』今週の掲載順番は2番目、ぐっと追い上げてきましたね。

ここ5週の掲載順番は『2番、13番、2番、4番、9番(最新号から)』ですので、平均は一つ落とし6位になっています。

まとめ

ちょうど切りの良い50話、ここに印象的な話を持ってきたなと感じます。
量産農園がある事が公になりました。かなり胸をえぐるような展開でしたね。

確かに、高級品があれば廉価品もありますよね。家畜と置き換えれば全くもってその通りなんですが…人間だと思うから、やはりエグさはでてしまいますね。

ほとんどが人間ブロイラー状態…その絶望の中で一縷の望みがあった3つの高級農園と盗難の話です。

随所でノーマンの存在を匂わせていましたので、どこかで繋がるフラグなのかも知れませんね。

人間と鬼の間でできた女の子同士の友情にほっこりしつつ、地上を出て次の展開はどうなっていくのか、先が気になるこのヒキはもう、クセになりますね…はい。

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