約束のネバーランド第65話「シークレット・ガーデン」(2017年11月27日発売の週刊少年ジャンプ52号掲載)のネタバレや考察・感想をご紹介していきます!
なお、こちらの記事では約束のネバーランド最新話に関する情報を若干の画バレありで週刊少年ジャンプ発売当日〜翌日に毎週更新しています。
※約束のネバーランド第64話「もしもの私」のネタバレ考察や感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!
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約束のネバーランド65話「シークレット・ガーデン」ネタバレと伏線考察
すっかり日は登り。朝になっていました。
エマが目を覚ました先は…
鳥が舞い、花が咲き、風車があるそんなのどかな街並みで。
風船が飾られ、マスコットもある。普通の街並みというよりも、普通の街並み『風』のテーマパークに迷い込んだような世界。
『ここ…どこ…?』
捕まった後、どうなったか、誰につかまったのか、オジサンやレイはどこにいるのか…疑問符だらけでしたが、とりあえず見知らぬ街並みを一人、歩き始めるエマです。
「レーイ!! オジサーン!!」
二人の安否も心配で、名を呼びながら歩いた先に、大きな門が見えました。
そこに書いてあるのは『WELCOME』しかも、エマから見たら反対文字になっているので、自分がいる場所は「ようこそ」と歓迎する側のようでした。
中を引き返し、村の中、家の中を確認します。
『どこもカラフル…絵本の中みたい』
ですが、人間が住んでいる村にしては人の気配がなく、静かすぎました。
人っ子一人見当たらなく、明らかに不自然で。
そして、村の外れに辿り着くと、そこから少し離れたところに畑があり、森があり、大きなお屋敷が見えました。
『村に畑に森にお屋敷…でも、ここ鬼の世界だよね?』
『それにこの風…冬のはずなのにまるで春。木も花も草も空気も、昨日までの森とは全然違う』
「そして、私は無傷………」
違和感の理由をとにかく考えますが、全くわからず、事態がつかめないでいます。
『そもそも、”昨日”? どうしよう、何日も経っててとんでもなく遠い場所だったら…とにかくレイ達を探さなきゃ』
そのためにもここがどこかを知りたい…そう思っていた背後に、何者かの気配を感じます。
様子を窺われていたことに気が付いたエマに、彼は走って逃げていきますが…
『人間!?子供!』
その後ろ姿は人間の子どもで。
「待って!ねぇ、お願い待って!」
一体ここはどこなのか…教えてほしいエマはとにかく彼の後を追いかけていきました。
ー一方、レイとオジサン―
「追うな!お前まで連れ去られる。逃げるぞ!!」
「離せ! 離せこの…!!」
エマが紐のようなものに巻かれて連れ去られてしまったとき、オジサンはレイの首根っこを掴み、後を追おうとするレイを力づくで止めました。
そして抵抗するレイを抱えて、オジサンは逃げだします。
警戒していたのに、エマを連れていかれてしまったことに、レイは悔しさをにじませます。
「反応できただけお前はすげぇよ」
「説明してもらおうか。アレは何だ?「連れ去る」って?どこへ!?生死は!!?」
そんなレイに慰めのような言葉をかけるオジサンに、ギロッとにらみつけ、矢継ぎはやに問い詰めますが、オジサンは近くに”奴ら”がいるかもしれないから静かにしろと諫めます。
「騒ぐな…あいつはまだ生きてる…恐らくはまだ始まっていない…暫くは死なん……だが…」
「……エマは鬼に捕まったのか…?」
『始まる?』に反応しながらも状況を整理していきます。
『”鬼”…?ああ…』
オジサンはレイが言いたいがことを頭の中で理解し、そうだ。と答えます。
「”密猟者”?」
「ああ…正確にはその一派。俺が引き寄せた。お前らを始末する手段として」
オジサンは言います。野良鬼は普段銃弾は浴びないし、あんなに再生跡だらけにもならない。
わざと、初日にオジサンは鬼を殺さず多めに弾を打ちました。
そして、レイとエマも身を守るため、相当数の弾丸を浴びせましたし、相当数外し、何体も再生させています。
「殺しちまや死体も銃弾も仲間同士で食って消してくれたりもするが、あの再生痕だらけの群れ。見る知性鬼(ヤツ)が見れば明らかに異常だ」
オジサンと仲間たちはそのせいで”奴ら”にバレて捕まりました。農園脱走から半年くらいで。
「今回は脱走からわずか10日後。しかも最上級グレイス=フィールド。”奴ら”絶対に罠を張って狙ってると思った。案の定この3日で気づいて、標的(おまえら)を追ってきたんだ」
「エマを奪り返す」
「無駄だ。”奴ら”に手を出すな。言ったろ、お前まで死ぬことになる」
「てめぇ…策が嵌って満足かーーーー」
オジサンの静止の言葉に、レイは彼がまだ悪意があるのではないかと感じますが、言い終わらないうちに、オジサンは「悪かった」と謝罪の言葉を口にします。
「今はもうお前らに害を加えるつもりはない。奪り返せるなら追ってそうしてやりたい。だができない。”奴ら”はあまりにもヤバすぎる……」
「せめて、お前は無事にシェルターに連れ帰る。お前の弟妹(かぞく)にももう手は出さん。だから諦めろ。ここは退け」
オジサンの言葉が経験から基づくもので、本心から言っているものだと理解はしますが、レイは納得はいきません。
あいつはもう無理だ、と言われても、レイはエマも絶対に連れて帰ると引きません。
「必ず守ると決めた親友を、二度も失ってたまるか!」
そうでないと、死んでもノーマンに顔向けができない。レイはこぶしを握り締め、オジサンにエマの居場所を問うのでした。
―そして、先ほどのエマに戻るー
『あの子どっちに行った…?』
さっきの子どもを追いかけ、見事にまかれてしまい息を切らすエマは、その時自分の手のひらに文字が書いてあることに気が付きます。
「何これ…」
『USE YOURPEN』と書かれていることで、ミネルヴァさんのペンに思い至ります。
「そうだ、ペン!」
ペンで座標を確かめたら…そこはA08-63・・・
エマがいるのは、まさに目指していたゴールディ・ポンドでした。
何気なく立っていた看板が目に入ったエマですが、そこにはルールと書かれていました。
「『音楽』『怪物』『生き残れ』?」
看板に描いてある3つのルールです。
ジャアアアン!
「!!」
看板に目を通したところで、大音量の音楽が流れ始めました。
「怪物が来る。早く隠れた方がいいよ」
あまりのうるささに耳を塞ぐエマに、どこからか現れた先程の少年が警告します。
音楽が鳴って、“奴ら”が現れる・・・放し飼いにしている食用児(子供達)を、金持ちの人食いが狩りに来る。
昔のように新鮮な人間を食べたいと思う、人食いの本能を満たすための『秘密の猟場(かりにわ)』
ゴールディ・ポンドとはそういう所だったのでした。
自分の置かれた境遇に顔面蒼白になるエマで、第65話は終わります。
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伏線?ポイントを考察
”奴ら”=”密猟者”・・・お金持ちの人食い鬼の秘密の猟場.ゴールディ・ポンドはそういう場所でした。
オジサンの仲間も“密猟者”ここで食べられてしまったということなのでしょうね。
ミネルヴァがここを指定した理由は、第50話でソンジュが言っていた『“盗難“ならば稀に聞く。使えるとしたらそこで、ただし、あくまで使い方次第』この言葉が当てはまるんでしょうか。
農園から“盗難”して、ゴールディ・ポンドに連れてきて放し飼い。
オジサンのように、犠牲は大きかったが何とか生きて逃れたパターンもある。
最上級の脳をもつ子供達なら、上手く使って道を切り開ける・・・そう考えてのことだったのかな。と推測します。
もしかしたら出荷時に驚いていたので、『盗難』されたノーマンが、ここにいて上手く生き延びていたりとか・・・?そして再会とか・・・!?と、ノーマン生存のフラグが立っているのではないかと、まだまだ密か(?)に期待してみます。
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約束のネバーランド65話感想
ゴールディ・ポンドが物騒な場所だった65話でしたが、ネット上での感想はどうだったのでしょうか?一部ご紹介しますね!
[今週の約束のネバーランド]食用児たちの脱獄を知った知性鬼が森で待ち構えていた…って事は、ゴールディポンドに来ると見越してたわけか。シェルターを用意していたミネルヴァが鬼側とも考えにくいし…金持ち鬼たちは捕えた食用児からミネルヴァやペンの事を知ったのかも?#wj52
— りんだクン (@pigeru) 2017年11月29日
知性鬼が先を読んで読んで行動できる恐ろしい敵ですね。
今週の話をみてミネルヴァは敵側かなって考えが強くなった。そもそもこの物語は騙し合いみたいなところがあるからミネルヴァが都合よく子供たちを助けてくれるわけもなさそう…味方だったらいいけどね( ;∀;) #約束のネバーランド #約ネバ #wj52
— hiron❁ (@cp_xxsh) 2017年11月27日
ミネルヴァさんはどちらにもとれますよね。話の性質上、その可能性も大いにあり得ます・・・かなり絶望中の絶望・・・?ですが。
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週刊少年ジャンプ2017年52号の掲載順をご紹介
52号はこのような掲載順になっていました。
上から
・ONE PIECE(巻頭カラー)
・鬼滅の刃
・Dr.STONE
・約束のネバーランド
・ブラッククローバー
・銀魂
・ぼくたちは勉強ができない
・僕のヒーローアカデミア
・ゴーレムハーツ
・火ノ丸相撲(センターカラー)
・フルドライブ
・機甲少年イージス
・トマトイプーのリコピン
・ROBOT×LASERBEAM(センターカラー)
・食戟のソーマ
・ハイキュー!!
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・クロスアカウント
・青春兵器ナンバーワン
・シューダン!
・トマトイプーのリコピン(2話目)
作者コメント欄
で、21作品になっています。
『約束のネバーランド』今週の掲載順番は4番目です。
前回の熱い展開のおかげでしょうか、一気に勢いを戻した感じですね。
ここ5週の掲載順番は『4番、9番、6番、4番、12番(最新号から)』ですので、平均は一つ下がり7番くらいになっています。
まとめ
“奴ら”と“密猟者”の謎が少しですが解明された65話でした。
オジサンの制止はきかないレイだったので、きっと何とかして助けに行くのでしょうか。
ノーマンのことが頻繁に出てきているので、ここら辺で格好良く再登場、しないかなと考えたりします。
絶望的な状況だとオジサンはいいますが、きっとエマなら何とか乗り越えてしまうんでしょうね。
他の意思の疎通ができる子供達がいるから、他の農園の情報も手に入ったり、上手く使えばかなり状況が好転する場面ではないかと考えてみます。
どう動くのか、先の展開が楽しみですね。
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