約束のネバーランド73話ネタバレ考察と感想「決起」(9巻収録)

約束のネバーランド第73話「決起」(2018年2月5日発売の週刊少年ジャンプ10号掲載)のネタバレや考察・感想をご紹介していきます!

なお、こちらの記事では約束のネバーランド最新話に関する情報を若干の画バレありで週刊少年ジャンプ発売当日〜翌日に毎週更新しています。

約束のネバーランド第72話「CALL(コール)」のネタバレ考察や感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!

スポンサーリンク

約束のネバーランド73話「決起」ネタバレと伏線考察

ー2031年 9月

「死体は?」

「見つかりません」

「探せ。たとえ骨と化しても見つけるまで徹底的にだ」

身なりの良い青年は、長い廊下を歩きながら電話でそう打ち合わせをしています。

兄さん。僕はあなたを裏切った。

あなたに賛同するフリをして、あなたを死に追いやった。

でもね兄さん、あなたこそ僕を、一族を、人間世界(せかい)を裏切っている

青年の心の独白は続きます。

W・ミネルヴァなどと名乗り、無益な感傷と自己満足で食用児に脱走を促すばかりでなく。ついにあんな場所を与えようとは。

”食用児を人間(こちら)の世界へ”?正気ではない。

あの大規模集落。あれは”蜂起した食用児達の拠点”じゃないか!!

いけない…ダメだよ兄さん。シェルター程度ならまだしも。あの場所だけは絶対に存在を許してはいけない。

強い意志を持ってねめつける様に前を向き進む青年…

彼の名前はラートリー家第36代当主の、ピーター・ラートリーと言います。ミネルヴァの弟で、彼を裏切った『あの子』です。

この先はミネルヴァに代わり二世界を調停し、彼が”約束”を受け継ぐことになります。すべては人間の安寧のために。

そのため、ピーターは食用児が人間世界に来るのを良しとしません。

誰一人渡らせないし、そうなる前にそれを望む食用児を抹消する…

『そのために、僕は』

大きな両開きの扉を開き、パーティ会場のようなそこに集まっていた鬼の紳士に、ピーターは笑いかけました。

「お久しぶりです、バイヨン卿。折り入ってお話が」

パイプたばこの煙をくゆらせる知的な鬼…バイヨン卿に向かって、ピーターは話を切り出すのでした。

それが、悲劇の始まりとなるのでした…

ー2046年 1月

今現在のエマとルーカスは、”マーヴィンの寝床”である引き出しを開けようとしています。

「開けるよ」

両手で双方の引き出しを引きましたが、中身はどちらも空っぽでした。

それでいい、探しやすいとエマは思います。
わかりやすいところにあれば裏切った『あの子』に取られてしまうから。

『だから隠した。ミネルヴァさんは一見何もないこの引き出しに』

『必ずここにある…二重底とか何か仕掛けがあるはず』

エマとルーカスは、手分けして引き出しを丹念に調べていきます。

『必ず、何か…』

引き出し自体に何も見つけられなかったが、覗き込んだ机の奥に、板がもう一枚貼ってあることにエマは気が付きました。

「わっ」

それに気が付いたエマは板を思いっきりはがしにかかり、勢い余ってしりもちをついてしまいます。

「あった…!」

べりっとはがれた時に、ボタン電池のような形の部品が飛び出してきました。

一見何かわからず、ルーカスと頭を悩ませましたが、はっと気が付きます。

「ペンの端の部分…!!」

「取り替えてみよう。恐らくソレはーーー」

でもなぜその部分が?と訝しがるエマでしたが、ルーカスは見当がつきました。それを付け替えてみるようにエマに勧めます。

カチッ。とペンを起動させると、そこにはおびただしい量の新しい情報が映し出されていました。

ペンの端はルーカスがにらんだ通りメモリチップで、その中には…

・二世界への行き来について
・”支援者”との連絡の取り方
・GP(ゴールディ・ポンド)の設計図

など、本当に知りたい情報が全部揃っていました。

「そうか…”七つの壁”ってそういうことだったんだ…」

一通り目を通していく中で、エマはムジカとミネルヴァの言っていたことを理解しました。

そうして、最後のファイル『ラムダ7214計画』と書かれたファイルを開く2人です。

内容は、『西の果てに建設予定』『新しい』『試験農園』と、それだけでした。

(新農園? どうしてわざわざ…ミネルヴァさんはなぜこの情報を?)

「でもエマ、すごいよこの情報は。これだけあれば…逃げられる!みんなで」

情報量が少なくて何それ…?と腑に落ちないエマですが、ルーカスはメモリチップに記されたこの凄い情報たちに大いに喜びます。

狩場を出て本当に人間の世界に行けると、かみしめています。

そんな彼に、エマは一つ思っていた疑問を投げかけました。

「ねぇ、ルーカス。オリバーの言っていた「人間の集落」って……あれは嘘…なんだよね?」

子供たちのリーダー、オリバーが言っていた言葉が引っ掛かっていたエマ。

ルーカスは目を伏せて、渋い表情でその嘘を認めます。

それは、子供たちに希望を持ち、生き延びてもらうためのウソで。

真実を知って、自分に武器を向ける子どもを実際に目の当たりにしてきたルーカスのとった苦肉の策でした。

「でも、もう偽らないでいい。本当に叶うんだ。あの子達を連れて行ける……現実に。人食いのいない世界へ…!」

悪気はなくても子供達を騙していたことに罪悪感を覚えていたルーカスでしたが、しっかりと先が見えた希望に、彼の表情も晴れやかです。

「ありがとう、エマ。君のおかげだ。君がペンを持って現れてくれた」

「ちがうよ。オジサンとルーカスが13年がんばったから。そして、ミネルヴァさんが危険の中これだけのものを隠して…残してくれたから」

ルーカスの感謝の言葉に、エマは謙遜でもなく相手のおかげと返します。

「いや……それでもありがとう。僕は君に出会えてよかった」

精悍なルーカスの横顔。真実を知った二人は子供たちの待つ水車小屋の広間に戻り、決起集会をします。

一緒に望む未来をかなえよう。狩場を終わらせ、無事に出て、人間の世界へ行くために…

大盛り上がりする9人の子供達。

その光景にエマはホッ、と胸をなでおろしました。

ルーカスの告白に嘘をついていたことを責められると、自分の経験から思っていたが、

『人間の集落』より『怪物のいない人間の世界』のほうが嬉しいだろ,とヴァイオレットたちはあっさりしたものでした。

多少の悔しさがある子もいましたが、みんなルーカスを信じているから、気持ちがまとまらないということにはならないようでした。

(残してきた家族も、この狩場(かりにわ)の仲間も、誰一人失わずみんなで逃げたい。)

(でも・・・それじゃ…その選択(みち)じゃ…)

決起し、高揚する広場の中で、エマは少し離れたところでペンを握りしめ、一抹の不安を感じています。

(”七つの壁”…”私の望む未来”……)

(レイにも早くこの情報(ペン)を見せたい。そのためにもーーーー)

「時は来た。計画を実行に移す。次の狩りで全てを終わらせよう」

「前回(きのう)は4人殺された。この場合いつも通りの周期なら次はあと2日か3日後だ。それまでに残る全ての準備を整える」

エマはそんなことを考えているときでも話は進んでいます。オリバーの一声に、ルーカスは補足します。

エマも加えて作戦は微調整して、確認するからとみんなを集める副リーダーですが、エマは見張りの彼を呼ばないのかとヴァイオレットに聞きます。

「あいつはいいんだ。見張りだしあまり言葉も解らないみたいだし。あとでかみ砕いて説明する」

「『言葉が解らない』…」

「あいつ、喋んないんだよ。どこから来たのかもわかんねぇし。たまに喋ったと思ったら独り言で同じ数字を繰り返しているだけ」

案外数は好きなのかもな、と。ヴァイオレットは見張りの彼…アダムについてそう説明してくれました。

アダムは、少し離れたところで話すエマの首元をじっと見ています。

「22194 22194…22194」 

アダムの繰り返す独り言は、ノーマンの個体番号(マイナンバー)と同じで…
というところで第73話は終わります。

スポンサーリンク

約束のネバーランドのコミックスを無料で読む方法

あまり知られていないのですが、『約束のネバーランド』コミックスはVOD(ビデオオンデマンド)サービスのU-NEXTで無料で読むことができます!

U-NEXTはVOD(ビデオオンデマンド)サービスとして映画やドラマといった動画配信のイメージが強いですが、実は電子書籍も豊富に取り扱っています。

31日間無料お試しトライアルに申し込むと600ポイントをもらうことができ、そのポイントで

『約束のネバーランド』コミックスの読みたい巻を無料で読むことが出来ます!

無料登録期間に解約をすれば、当然料金は一切かかりませんし、31日間は無料で通常の会員と同様のサービスを受けることが出来るので、映画・ドラマ・雑誌も無料で見られます!

U-NEXTで『約束のネバーランド』コミックスを無料で読む

登録とかめんどくさい…という方はeBookJapanで数ページの立ち読みが可能なので、まずはこちらで読んでみて、続きが気になったらU-NEXTで1冊まるっと無料で読むというのもオススメです!

eBookJapanで『約束のネバーランド』全巻を立ち読みする

伏線?ポイントを考察

胸のマークから多分量産農園出身だろうアダムとノーマンの関係!!!
そこが気になりますよね。

アダムの髪型や風貌が何となくノーマンに似ている件とか…とはいえ首元に番号はないから同一人物の線は薄いでしょうか…

でも、入れ墨消せますしね…ああ、どちらとも取れてしまいます。

ノーマンで人体実験か…
でも、農園始まって以来の天才の脳をそんな危険にさらすだろうか・・とも思うんですよね。
むしろ優秀なノーマンのクローンとか?色々な線を考えてしまいます。

どこかで会っているから覚えているのか。

量産農園出身のものがここにまぎれていること自体、やっぱり不思議ですよね。
養育環境を見ても人間ブロイラー扱いだから能力的にも劣るだろうし自分の意志でここに来たと考えるのは難しそうですし。ノーマンが一役かんでいるのかな。

とはいえ、やっぱりノーマンは『普通に出荷』されたのではないんだなと思わせる描写に、やきもきしながらもいい方向で期待してしまいますね。

新農園が作られるラムダ7214計画のこの数字の意味や、七つの壁とは何だったのか、気になるポイントはたくさん出てきましたが、考察するには情報が少なすぎで・・・次週以降に期待でしょうか。

スポンサーリンク

約束のネバーランド73話感想

ムジカからのはなむけの言葉がここでも重要ワードになっていて、まさかのノーマンの手がかりが!?と思ったところで終わった73話でしたが、ネット上での感想はどうだったのでしょうか?一部ご紹介しますね!

ノーマンの存在感に喜べばいいのか、悲しめばいいのか…本当にドキドキする展開です。

すごく難しいですよね、この問題って。食用児から見たらたまったもんじゃないですが、人間世界の大多数を守るため、少数の犠牲は致し方ない。と考えるのも、偉い人達の中ではきっと間違いではないだろうから。

ノーマンとアダムの関係性について考察する声がとても多かったです。
どちらとも取れるから…どうなんでしょうか。

スポンサーリンク

週刊少年ジャンプ2018年10号の掲載順をご紹介

10号はこのような掲載順になっていました。

上から

・銀魂(巻頭カラー)
・ONE PIECE
・約束のネバーランド
・鬼滅の刃
・ブラッククローバー
・僕のヒーローアカデミア(センターカラー)
・アクタージュ
・ハイキュー!!
・食戟のソーマ(センターカラー)
・BOZEBEATS
・Dr.STONE
・HUNTER×HUNTER
・ぼくたちは勉強ができない
・斉木楠雄のΨ難
・火ノ丸相撲
・青春兵器ナンバーワン
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・ROBOT×LASERBEAM
・フルドライブ
・ゴーレムハーツ
・トマトイプーのリコピン

作者コメント欄
で、21作品になっています。

『約束のネバーランド』今週の掲載順番は3番目です。

『このマンガがすごい2018』のオトコ編第1位に続き、『漫道コバヤシ漫画大賞2017』でもグランプリを受賞しました。
飛ぶ鳥を落とす勢いとはこのマンガのためにありそうな言葉ですネ。

ここ5週の掲載順番は『3番、1番、3番、7番、3番(最新号から)』ですので、平均は一つ上げ3番です。すごい躍進ですね。

まとめ

ミネルヴァさん…もしかしたらルーカスみたいの水面下で生きているのかもしれませんね^^味方であった、本当に良かったと安心しました。

裏切った『あの子』は弟のピーターで、バイヨン卿に話を持ち掛けて今の形態になったのでしょうね。時系列からほんの15年くらいの間で。

アダムの存在もキーパーソンになりそうですし、反旗を翻す子供たちの計画も気になるところ。

色々と情報が解禁されますが…解明には至らず興奮さめならぬ感じで終わってしまいます。

11号は祭日があるので土曜日発売…いつもより早く続きが読めるのが救いですね!次話必読です♪

スポンサーリンク