約束のネバーランド第74話「特別な子」(2018年2月11日発売の週刊少年ジャンプ11号掲載)のネタバレや考察・感想をご紹介していきます!
なお、こちらの記事では約束のネバーランド最新話に関する情報を若干の画バレありで週刊少年ジャンプ発売当日〜翌日に毎週更新しています。
※約束のネバーランド第73話「決起」のネタバレ考察や感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!
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約束のネバーランド74話「特別な子」ネタバレと伏線考察
『全員GV(グランド・ヴァレー)農園出身』
『他の農園の出身者は君を含めても3人だけだ』
オリバー達はそう説明してくれました。
『あれは私とルーカスと、多分アダムのこと・・・』
エマは、アダムの独り言を聞きながら、一人考えます。
『言葉が解らない』?あの胸の紋章は量産農園の?
でも・・・
「どこからきたのかもわかんねぇし」と何気なく言ったヴァイオレットの一言が頭を過ぎります。
『確かに・・・あのマークはシェルターの資料でも見たことがない』
アダムのタンクトップから覗く、左胸のマークに見覚えがなかった。
ですが。思い当たるのは
15年前のミネルヴァの情報・・・西の果てに建設中の、新農園のこと。
『ひょっとしてアダムってーーーー』
見張りに立ちながらひたすら「22194」と呟きつづけるアダムに、エマは何らかの気づきがあったようです。
ー場面は変わり・・・とある研究施設ー
ピピッ。
デジタル時計は6時を指し、目覚まし時計の電子音が鳴ります。
それと同時にモニターが起動して・・・そこにいる少年に向かって話しかけました。
「おはよう、ノーマン」
「おはようございます。博士(ドクター)」
モニターの前には、首筋に22194の個体番号を付けた、ノーマン本人が答えていました。
バイタルチェックをして、異常が無かったので朝食が出されます。
そのモニターの部屋の中で、全てがまかなえる感じです。
ベッド脇の机に出されたバランスのとれた朝食と何らかの薬をおき、いただきます。と手を合わせて朝食を摂り始めるノーマンです。
出されたカプセル上の薬に何か思う所はあるようですが、それは至って悟られないように過ごします。
「あっ」
朝食時に持っていたフォークを落としてしまいます。
すると、間髪待たずに新しいフォークが出てきました。
「・・・・・・・・・」
ノーマンは思う所はありながらもにこやかにお礼を述べ、朝食の続きをとるのでした。
ー8時ー
さきほどの自室から移動して、ドーム型の部屋の中央で、ノーマンは頭にヘッドギアを付け、GFでも毎日受けていた『テスト』を受けています。
「設問の数と回答時間はいつもと変わらない。ただ、問題の難度は前回より上げた。
—–いいね?」
ノーマンのいる部屋のガラスの外で、白衣を着た男の人達は彼にそう確認します。
「はい」
「ではテストを始める。第一問ーーーー」
そうして、ノーマンのテストの時間が終わり・・・
「結果は?」
「全問正解。計200問また満点です」
数あるモニターでノーマンを観察しながら、白衣の男達は結果報告をします。
「日に日にレベルを上げているのに未だ一問も間違えません」
「GF(グレイスフィールド)のテストも相当のレベルである筈なのに、更にその上ここでのテストですら測り切れていないというのか」
別室で、ノーマンは25面のルービックキューブを難無く解いて研究員に渡しています。
『特別な子。この施設に選ばれるわけかー――』
白衣の男はノーマンをそう評価しています。
テストが終わると自由時間があるようで、ノーマンは一人で本を読んだりチェスをしたり、パズルをして過ごしていました。
『会いたい。エマに、レイに、みんなに、会いたい』
そんな中、彼の中に思い起こるのは仲間への感傷。
無事に脱獄できたか、一人も欠けていないか。心配でなりません。
ーノーマンの出荷時の回想。あの日の真実ー
開いた門。そこをくぐれば殺されて血抜きされ、「商品」として出荷されるはずでした。
「この部屋で少し待っていて頂戴」
・・・が、イザベラが案内したのは別の部屋で。
ガチャ。
「え」
扉を開けた先には、ノーマンも思いも寄らない展開が待っていました。
そこにいたのはダブルのスーツを着こなした人間の大人の男性でした。
「こんばんは。初めまして、ノーマン」
彼は口元に微笑みをたたえ、ノーマンに挨拶をします。
「もういらしていたのですか?」
「すみません、少し早く着きまして」
「ノーマン。こちらラートリーさん。あなたの新しいお父さんよ」
イザベラと男性はそんな話を為つつ、改めてノーマンに男性を紹介しました。
『え?里親?』
ノーマンは驚きで目を見開きました。
「あはは。『お父さん』というには歳が近すぎるかな。ピーターでいいよ」
フランクな感じで接するピーター。
「私はピーター・ラートリー。君さえ良ければ君に私の研究を手伝ってほしいんだ」
『どういうことだ・・・出荷じゃないのか? 研究?』
「良かったわねノーマン。いっぱいお勉強が出来るわよ」
優しい笑顔でそう話しかけるイザベラでしたが、目の奥は笑っていません。
それでノーマンも気がつきます。
形は違えどこれも『出荷』で、ピーター・ラートリーも捕食者側だと。
「大好きよ愛しい子。新しい檻(おうち)で幸せにね」
イザベラにお別れのハグをされ、ピーターに差し出された手を握り、ノーマンは「よろしくお願いします」と受け入れました。
―現在に戻るー
ここも農園。僕は食料。飼われる先が変わっただけ。
でも。
まだ、生きていられる。
『生きていればまた、エマ達と会うことができるかもしれない』
ノーマンは希望を失っていません。
『何をどうすれば生き残れて、何をどうしたら収穫(ころ)される?』
探れ。
ノーマンは怪しまれない程度にこの施設を探っていました。
鬼はどこか。白衣の人間達は何者か。
自分以外の食用児がいないのはなぜか。
『研究』と言っていたが、これはノーマンを使った実験なのだということ。
『実験?』
白衣の男達に挟まれて、ノーマンは移動しています。その目に飛び込んできたのは、ファンシーな子供部屋の中で鬼達が世話をしている子供らしきもの・・・
頭が大きかったり、傷があったり。体の大きいものと、明らかに異形な人間も混じっています。
『この農園は一体、何を作り育てている』
そして、ノーマンは自室のことも密かに解析しています。
・監視カメラは恐らく6台で、音声も拾われ常に監視・管理されていること。
・食器類はプラスチックで武器には使えないこと。
・部屋の出入りも自由ではなく、窓はなく、水路や通気口も人が通れるサイズではない。
・発信器は手首に付けられたブレスレット。
『脱出は不可能』
暗にそう言われているようですが、ノーマンの心は折れていません。
『それが何だ。絶対にここから抜け出してやる。このΛ(ラムダ)7214から・・・!!』
洗面台の方に向い、着替えを始めたノーマンの左胸に、アダムと同じ紋章が刻印されていました。
『生きて生きて生き延びて、僕は必ずエマと皆と会うんだ!!』
ノーマンの密かで確かな決意で、第74話が終わります。
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伏線?ポイントを考察
前回の考察・・・もしかしたら当たらずとも遠からずなのでは!?
やはり・・・とうとうノーマン生存が確定しました-!!
ノーマンを使った実験で、ノーマンと同じ性能のクローンを作りだそうとしているのでは。
ピーター・ラートリーがここで関わってきましたが、彼は捕食者側で、鬼の世界の『食用児』のことは家畜扱いしている節があるので、優秀なクローンを生み出して安定して供給できたらとても都合がいいですよね。
ビジネスとしても旨みが多そう。
今はその作成段階で『試作品』が子供部屋に集められていた子供達?なのでしょうか。
アダムとノーマンの関係は結びつき、アダムもΛ7214出身だというのは違いなさそうです。
でも、何故そこにいるのか?
と考えたらGF農園集団脱走を知ったミネルヴァさん側の協力者が手引きしたのかなぁ。とか。ヒントになるようにって。
Λはギリシャ語ですが、この名前にも何かの意味があるのかな?気になる所です。
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約束のネバーランド74話感想
やっぱりノーマンは生きていた!という喜びしかない74話でしたが、ネット上での感想はどうだったのでしょうか?一部ご紹介しますね!
今週の約ネバ読んで、ほぇえええええっつってる
— フッジサーン🍮 (@rick_3776) 2018年2月13日
今週の約ネバ…もう言葉がでない…信じてた……
— おまる (@acacia_0409) 2018年2月13日
今週のネバラン。ノーマンが普通に生きてた!それだけで感動(T_T)これからどのように話に絡んでくるか楽しみです(^^) #約束のネバーランド #WJ11
— kanegon (@takuma3173) 2018年2月14日
ノーマン生存確定に、喜びや驚きの声が多数ありました。むしろ、その声しか見えなかったくらい・・・笑 予想通り!と思った方も。
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週刊少年ジャンプ2018年11号の掲載順をご紹介
11号はこのような掲載順になっていました。
上から
・ぼくたちは勉強ができない(巻頭カラー)
・鬼滅の刃
・ONE PIECE
・僕のヒーローアカデミア
・ブラッククローバー
・ゆらぎ荘の幽奈さん(センターカラー)
・約束のネバーランド
・ハイキュー!!
・火ノ丸相撲
・HUNTER×HUNTER
・アクタージュ
・Dr.STONE(センターカラー)
・斉木楠雄のΨ難
・BOZEBEATS
・青春兵器ナンバーワン
・銀魂
・食戟のソーマ
・ROBOT×LASERBEAM
・ゴーレムハーツ
・フルドライブ
・トマトイプーのリコピン
作者コメント欄
で、21作品になっています。
『約束のネバーランド』今週の掲載順番は7番目です。
ここ5週の掲載順番は『7番、3番、1番、3番、7番(最新号から)』ですので、平均は一つ下げ4番です。来週に期待。
まとめ
ノーマンが・・・ノーマンが生きてたー!!
生存確定が心の底から嬉しく思います。
生存を信じてはいましたが・・・不穏な空気を匂わせたりして74話まで引っ張られ・・・
この日を迎えられ喜びむせび泣くw読者さんも多いのではないでしょうか。
Λ7214はピーターの計画でしたね。真相はいかに。
名前は出てきましたが、なかなか隙がなさそうな施設です。
脱出は不可能、そう思われたGFでもやってのけたのだから、きっとノーマンも頑張ってくれるはず!そんな期待を持ってしまいます。
ミネルヴァさんの支援者の方がΛ7214の研究員スパイでいるといいのに・・・
このさきエマ達とノーマンがちゃんと会えるのか。ドキドキとした展開に加えまた楽しみが増える約ネバですね。
次週も大期待です!
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