約束のネバーランド83話ネタバレ考察と感想「13年越しの解答」(10巻収録)

約束のネバーランド第83話「13年越しの解答」(2018年4月16日発売の週刊少年ジャンプ20号掲載)のネタバレや考察・感想をご紹介していきます!

なお、こちらの記事では約束のネバーランド最新話に関する情報を若干の画バレありで週刊少年ジャンプ発売当日〜翌日に毎週更新しています。

約束のネバーランド第82話「猟場の主」のネタバレ考察や感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!

約束のネバーランド83話「13年越しの解答」ネタバレと伏線考察

ぺぺの不意打ちで、バイヨン郷からジリアンを取り返すことに成功するナイジェル。

深手を負ったジリアンは意識を失ったまま、ナイジェルに背負われています。

次の策のためにジリアンを安全な場所に連れて行き、手当をすることを第一に考え。

ぺぺも、バイヨン郷相手に不意打ちが決まり、隙ができたと思った上での行動です・・・が、

『不意打ち』?

逃げ去る3人を、木陰から腕を組み見送るバイヨン郷の姿がそこにありました。

バイヨン郷には、子供達の手の内はお見通しでした。

ぺぺが背後から近づいてきたことも。
煙玉を投げてくるだろうことも。
そして、深手を負ったジリアンを見捨てられないことも。

『私の目を逃れたと思えば、君達は必ず彼女を待避させる。
我々の手が届かない安全な場所へ』

『つまり、本拠地だ。そこに首謀者もいる』

バイヨン郷は、彼らをこのまま泳がせて首謀者のいる本拠地まで案内して貰う算段でいました。

ーその頃のエマー

ゲームをしようと持ちかけたエマに、レウウィス大公はかつてのルーカスとのやりとりを思いだしていました。

ー13年前のルーカスとレウウィス大公の回想ー

「ルーカス。今からちょっとしたゲームをしよう」

「・・・・・・・・・・・・・?」

「今、私の他は皆あの爆発に攪乱されている。バイヨン郷(かれ)らが森(ここ)に来るまで20分ほどあるだろう。ならば、それまで・・・そうだな15分は邪魔は入るまい」

斧を構え、彼からの提案の意図が分からず困惑するルーカスに、レウウィス大公は構わずゲームの提案を続けます。

「殺し方を教えてやる。我々の。殺す策を考えてみろ」

『え』

レウウィス大公の言葉に、ルーカスは驚きを隠せません。
なぜそんな自分たちの不利になる情報を与えるのか。

レウウィス大公は「フェアじゃないだろう」と一言。

鬼と人間は力の差があるのに、ここの猟場のルールでは人間側は万が一にも勝てないようになっている。狩られる一方だからと。

「目(ここ)だよ。仮面の下、顔の中心。目の奥の核だ。そこを壊せば我々は死ぬ」

「まず10分やろう。好きに仕掛け給え。武器も与えよう。好きに使い給え」

いうなり、持っていた武器をルーカスの足元に無造作に放ります。

それは、ルーカスの弟妹が手にしていた武器の数々でした。

「××××も呼ぶといい。協力し給え。それから、特別に面も外そう」

「!!」

オジサンを名指しで呼び、しかも自分の面まで外す、相手に有利な条件を出し続けるレウウィス大公の行動に、ルーカスはますます理解不能でした。

「なんで・・・」

「言ったろう?私は血湧き肉躍りたいのだ。互いに命を懸け合わなくば狩りとは呼べぬ。私は君達と狩りがしたい」

「さぁ、秘密の”ゲーム”だ」

「私を殺してみ給え——」

ー現在に戻り、エマとレウウィス大公ー

「ハハハハハ」

アレか。と昔を思いだし楽しそうに笑い声を上げるレウウィス大公。

「同じ”ゲーム”つまり15分のフェアな狩り。最初の10分鬼(あなた)は人間(わたし)を攻撃しない」

「あの夜私が彼(ルーカス)に持ちかけた戯れ。それを今君が私に持ちかけるのか」

よかろう。と快諾するレウウィス大公に、エマはとりあえず安心しかけますが・・・

「だが必要ない」

「え」

きっぱり拒否されてしまいます。

「君の目的は時間稼ぎ。違うかね?あの夜ルーカスがそう使ったように」

レウウィス大公は続けます。

このゲームに乗った所で、弾の浪費を防ぐためにもエマはロクな攻撃をしてこないだろうこと。

エマもルーカスも、一人でレウウィス大公を殺せると考えていないこと。

ルーカスはその身をもって、レウウィス大公の力量を知っているのだから。

なので、きっとルーカスならこう作戦立てるだろう。

「総攻撃」と。

「私があの子なら次は全戦力を以て私を叩く。つまりこれはそのための時間稼ぎ」

「・・・・・・・・・・・!」

冷静で聡明なレウウィス大公の読みは当たっていて、エマも表情は変えずに内心ひやっとします。

「フフ。君は確かに強い子だが、大変だな。ルーカス(あのこ)も来て一日の若年にとんだ役目を負わせたものだ」

レウウィス大公はエマからくるり、と背を向け、

「よかろう。待つとしよう」

優雅な姿勢で、手近にあった花壇のへりに腰掛けました。

「”15分”?いや、”10分”か? 待とう。待った方が楽しそうだ」

『殺す策を考えてみろ』

13年前に提案したルーカスへの”ゲーム”の解答が、この反乱なのだろう。
レウウィス大公はそう感じます。

(よかった・・・!!計画とは違うけど結果レウウィスは動かない)

エマは心の中でよし、と思います。

「ただし、待つからには来てもらわねば困る。私はとても昂ぶっている」

「もし10分後、村(ここ)に君の仲間が誰も現れなかったらーーーーー」

「その時は君一人で存分に楽しませてくれよ、エマ」

底冷えするようなゾクッとする声音で、レウウィス大公はエマを威嚇しました。

ーその頃のバイヨン郷ー

「成程。地下壕か・・・」

ナイジェル達の後を付け、彼らが木の根元から幹の中に降りていったのを確認しました。

人一人通るのがやっとくらいの大きさの出入り口。

「彼らの本拠地・・・首謀者は、この森の下にいるのか」

入り口を槍でこじ開けますが、バイヨン郷は通れない大きさなので、その木をズバッと根元から切り落とします。

大きな穴が空いた入り口。その地下にできた空間に、バイヨン郷は驚いています。

『何だここは』

『先程の木といい・・・この地下壕、食用児が隠れて掘った”穴”ではない・・・』

『小童め』

バイヨン郷の脳裏に浮かんだ「小童」は、ミネルヴァの弟、ピーター・ラートリーでした。

『匂う』

バイヨン郷は地下壕を進みます。

彼の嗅覚に、首謀者とナイジェル達だけではなく、他の食用児達の匂いを感じ、この先にみんないるのだろうとふんで。

先が細くなる地下壕・・・一本道に見えますが

その死角になる脇道に、専用銃を構えたオリバーとライフルを構えたナイジェルが待ち構えていました。

『脇道!!待ち伏せ!!』

一瞬気がつくのが遅くなったバイヨン郷でしたが、この狭い道では不利な長物の武器を構え、なぎ払おうとしますが壁にぶつかります。

「!」

ヒュッ。

その隙に、オリバー達から見て反対側に潜んでいたルーカスが飛び出します。

「右にもか!!」

ルーカスは背後からバイヨン郷の足元を杖で付き、一瞬の好機をつくり上げました。

「今だ!!オリバー!ナイジェル!!」

ルーカスの合図に、二人はバイヨン郷に向けて3発、銃声をならした所で第83話は終わります。

伏線?ポイントを考察

伏線らしい伏線は見当たらなかったように感じますが

ピーター・ラートリーが出てきましたね。
地下壕のことを知らせずにバイヨン郷の手に渡したのか、ミネルヴァさんが弟にも隠し通せたからバイヨン郷も出し抜けたのか。きっと後者であって欲しいと予想します。

相変わらずオジサンの名前を伏せている所はその名にも何か重要な伏線があったりするのかな?とも思わないこともないですが・・・

再会した時に初めて名乗ることに意義があるってだけなのか。どちらでしょうね。

今回バイヨン郷の裏の裏をかいていた、という展開でしょうか。

オリバーの専用銃の後に、ナイジェルが普通の銃で核を狙った・・・ていう感じなのかな?

未だ生死のわからないザックのことがとても気になります。

約束のネバーランド83話感想

レウウィス大公の王者の貫禄と、やっぱりちょっとツメが甘かった?バイヨン郷が目だった83話でしたが、ネット上での感想はどうだったのでしょうか?一部ご紹介しますね!

ルーチェのときと同じパターンにはならなさそうですよね・・・確かに安心派手きないかもしれませんね。

やはりオジサンの名前が気になっている方も多数いますよね。私もです。

週刊少年ジャンプ2018年20号の掲載順をご紹介

20号はこのような掲載順になっていました。

上から

・Dr.STONE(巻頭カラー)
・ONE PIECE
・約束のネバーランド
・鬼滅の刃(センターカラー)
・ぼくたちは勉強ができない
・ハイキュー!!
・鈍球!(読み切りセンターカラー)
・ブラッククローバー
・呪術廻戦
・銀魂
・僕のヒーローアカデミア
・ジガ-ZIGA-
・ゆらぎ荘の幽奈さん(センターカラー)
・ノアズノーツ
・火ノ丸相撲
・食戟のソーマ
・ROBOT×LASERBEAM
・アクタージュ
・BOZEBEATS
・トマトイプーのリコピン

作者コメント欄
で、20作品になっています。

『約束のネバーランド』今週の掲載順番は3番目です。

ここ5週の掲載順番は『3番、2番、3番、6番、2番(最新号から)』ですので、平均は1つ上がり3番です。

『約束のネバーランド』コミックス8巻が4月4日(水)発売になりました!
今までのおさらいをしながら楽しむのも◎ですよ!

まとめ

敵さん側の頭の良さが解る83話でした。

レウウィス大公は勿論、バイヨン郷もでしたが、裏の裏をかいていたルーカス達が、うまくバイヨン郷を仕留めることができたのでしょうか・・・?

と気になる所で終わっています。

限りなく人型に近い知性鬼のバイヨン郷が、そんなあっさりとやられるとは思えませんが、子供達側に有利に動けば良いなとは思います。

最後のエマのセリフ『大丈夫、仲間は必ず来る!!』は死亡フラグじゃなきゃいいのですが・・・

相変わらずドキドキの引きでおわるので、続きが早く読みたいですね。