約束のネバーランド84話ネタバレ考察と感想「歯止め」(10巻収録)

約束のネバーランド第84話「歯止め」(2018年4月23日発売の週刊少年ジャンプ21・22合併号掲載)のネタバレや考察・感想をご紹介していきます!

なお、こちらの記事では約束のネバーランド最新話に関する情報を若干の画バレありで週刊少年ジャンプ発売当日〜翌日に毎週更新しています。

約束のネバーランド第83話「13年越しの解答」のネタバレ考察や感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!

スポンサーリンク

約束のネバーランド84話「歯止め」ネタバレと伏線考察

ー刻は少し遡り、ザックとペペVSバイヨン郷ー

「ダメだザック! あいつ、毒の弾でも動きが鈍らない」

ザックがバイヨン郷に向けて発砲しますが、全くのノーダメージで。

むしろ、何かゴミが付いたかな?と言わんばかりの余裕で、自分に刺さった矢をピッ、と指先で弾くバイヨン郷です。

「それに、あいつには全部読まれている気がする・・・手の内も・・・罠も・・・」

それに、ルーカス・・・と、弱気な言葉を続けるペペを、ザックは落ちつけ、と遮ります。

「作戦変更だ。ここは俺一人に任せろ」

いうなり、ザックはペペに特殊弾と専用銃をその腕に託します。

「お前はこの銃と弾を持って、今すぐオリバーの元へ行け」

「そんで、この状況とあいつの狙いを知らせるんだ。それだけでいい。オリバーなら解る!」

「・・・・・・・・・」

「それであいつを討ち果たせる!行け!」

ペペにも、ザックの言わんがする意図が伝わり、互いに背を向け、目的に向かって走り出しました。

・・・

ペペはほどなく、エマとオリバーのいる村の広場にやってきます。

彼の持つ銃で、全てを理解した二人。

「行って。私は大丈夫!」

エマは快く二人を送り出し、その後一人でレウウィス大公と相見えるということになるのでした。

風車下の抜け穴は、森の5つの出入口と繋がっている。

だからこそ、敵に知られてはいけない。

守らなくてはいけなかった。

でも。

備え、呼び込んだならーーーーーー

全てをわかっているだろうバイヨン郷の裏をかき、子供達の機転で、逆にうまくバイヨン郷を誘い込むように行動します。

そうして、狙い通りの待ち伏せに成功するのでした。

ー現在に戻り、地下壕のバイヨン郷VSオリバー達ー

オリバーとナイジェルに気を取られ、逆側から飛び出したルーカスに気がつくのが遅れたバイヨン郷は、子供達に絶好の隙を与えてしまいます。

ダアン!

ナイジェルが放った一発で、それは避けられてしまいますがオリバーはバイヨン郷の位置をしっかり把握します。

『見えた!』

そして。

「!!!」

専用銃を構え、特殊弾がバイヨン郷の仮面にヒットし、面を割ることに成功します。

『外さねぇ くたばれバイヨン!!』

ダァン ダァン ダァン

そのチャンスを逃さないよう、ナイジェルはそのまま目の奥の核目がけ、3発。
銃弾を浴びせるのでした。

その銃弾もしっかりバイヨン郷にダメージを与え、顔面から血を流しながらバイヨン郷はその上体をぐらり、とよろめかせます。

ですが、そのための犠牲は大きすぎるものでした。

森の中、なんとかバイヨン郷を足止めしようとしたザックは、血の海に倒れ生死不明で、ジリアンも深手を負っています。

・・・そして。

ーバイヨン郷の回想ー

狩りがしたい。

ー約1000年前、二世界間での約束が取り決められました。

テーブルを囲み、知性鬼達がその決定を知らされている所に、そこにバイヨン郷の姿もありました。

「狩りをしないでどうやって人間を食べるのか?」

そんな異論はもちろんでましたが、すべては「●●●●のご意思である」

と、異論は認められず、

人間と鬼・・・互いに狩り狩られる事を無くし、人間を食べるためには“農園”を作り、そこで“養殖”して“収穫”することと、二世界間の『約束』として、この世界で決められたのでした。

そのなかで、バイヨン郷にもその任をになってもらう、と命じられ、狩りがしたい本能を抑えて農園を管理する立場になるのでした。

ー約800年前ー

ああ。狩りがしたい。

「皮肉なものだね、今や君が12の農園の責任者か」

緑が美しく整えられた庭園で、レウウィス大公はバイヨン郷にそう切り出します。

「正確には24の農園に出資、12の農園を管理、6つの農園の責任者です」

「あの、君がねぇ・・・・・・・・・・・」

含みを持たせたレウウィス大公。

「血が騒いだりしないかね」

「騒ぎますが・・・・・・・・・」

どうすることもない。守らねばならない世界間の協定なのだ・・・

そう言い聞かせ、自分の本能が叫ぶ欲求を、理性で押し殺すバイヨン郷でした。

ー約500年前ー

『味がしない・・・』

いつものように食事をするバイヨン郷でしたが、美しく盛り付けられたその肉を切り分け、口に運んでも味を感じることができないでいました。

来る日も来る日も、瓶に詰まった寒々しい“死んだ肉”

来る日も来る日も来る日も来る日も・・・・・・・・・

農園で正規に“出荷”された人肉に、味を感じることも出来ず、バイヨン郷の食の喜びはすっかり失われてしまっていました。

ー約200年前ー

ここはバイヨン郷の庭の中。

『生きたまま出荷だなんて。バイヨン様だけに特別ですよ』

自分の息のかかった農園の管理者らしきものが、バイヨン郷にこっそり生きた人間の少年を『出荷』したのでした。

「え?」

何が何だかわからないでいる人間の少年は、槍を構えたバイヨン郷を前に恐れ怯え、逃げ出します。

その日から、バイヨン郷の自邸の庭でこっそり“狩り”もどきを始めた。

すると。

「!」

その日の食事の肉は、味がしたのでした。

バイヨン郷は涙を流して喜びます。溢れるものをハンカチで抑えながら、食事する喜びを噛みしめます。

『味がする・・・そう思いたかっただけかもしれない。』

『ーーーだが、その時感じたのだ。』

『“私は今、活きた命を食べている”』

そうして、最初は三月に一人。

それが月に一人・・・二人、三人と、バイヨン郷は自邸の庭でひっそり楽しむ“狩りもどき”の虜になっていました。

『いけない。欲を出すと歯止めが利かなくなる。これはあくまで自邸での、個人的な秘密の遊び』

そう言い聞かせながら、何人もの子供達を狩っては楽しんでいたのですが・・・

それから幾年もたったある日。そう遠くもない過去に。

ピーター・ラートリーから、「折り入ってお話が」と声をかけられます。

どこから漏れた。

そうは思いましたが、

“もどき”で良かった。昔のように、あの頃のように、そんな欲は抱かない。

だが、必要なのだ。救われたのだ。

この、秘密の遊び場に。

いつものメンツが揃い、子供達が逃げ惑っている中狩りをする・・・
GPのこの体制ができあがったのでした。

ー現在に戻るー

『ここは、私の猟場(かりにわ)だ。』

顔に銃弾を浴びたバイヨン郷でしたが、ぐらり、と傾きかけた身体は立て直し、そのまま彼はまだ立っています。

そして。

「ハハハハハハハハハハハハハハハ」

「まだ生きてる!!」

「ナイジェル!! 下がれ!!」

昂揚したような笑い声を上げ、バイヨン郷は手に持つ槍を折り、長さを調節してナイジェルを襲います。

オリバーの一声があったからか、ナイジェルはすんでの所でバイヨン郷の槍を躱します。

ドプッ・・・と血を流しながら、深手を負いながらもバイヨン郷はまだ存命です。

「こいつ不死身か!?」

あまりのしぶとさに、息を切らしながらナイジェルは言います。

『私も随分と腑抜けになっていたものです』

『ここは敵陣。地の利、この狭さ。私を仕留めるどこより格好の罠場ではありませんか』

『泳がせていたつもりが、誘き入れられていたのだ。私の方が』

銃を構えるオリバーを蹴飛ばしますが、そのままオリバーからの銃撃をその身に受けます。

『全く・・・昔ならばこんな油断はあり得なかったものを』

自分にあきれながらも、その言葉はどこか嬉しそうで。

『楽しいな』

槍を握り、バイヨン郷は少し下がり、オリバー達から間合いを取り・・・
彼の目的はルーカスに定められていました。

『もっと楽しめばよかった。ようやく“狩り”ができたのに』

それに気がついたオリバーは急ぎ走ります。

『せめて最期にお前の命は貰うぞ!!』

小型銃を構えたルーカスと、片手で槍を構えたバイヨン郷は向かい合い、道連れにしようと動きます・・・

もう片方のてには長い爪を光らせながら。

『槍はフェイクだ!!』

バイヨン郷の真意に気づいたオリバー。

ダァン ダァン ダァン 

ルーカスの銃弾は、しっかりバイヨン郷に届いています。

ドサ、と血を流しながら、バイヨン郷は地に伏し、とうとう絶命します。

「ルーカス怪我は!?」

オリバーは、ルーカスを守るように両手を広げ、彼の前で壁になっていました。

「いや・・・僕は・・・」

ルーカス自身は無傷、でしたが・・・

「待てよ・・・嘘だろ・・・」

ナイジェルの声が震えます。

オリバーの左脇腹に、バイヨン郷の長い爪がザックリと食い込み、まさに爪痕を残していきました。

「オリバー!!」

オリバーがその場で崩れ落ちた所で、第84話が終わります。

スポンサーリンク

約束のネバーランドのコミックスを無料で読む方法

あまり知られていないのですが、『約束のネバーランド』コミックスはVOD(ビデオオンデマンド)サービスのU-NEXTで無料で読むことができます!

U-NEXTはVOD(ビデオオンデマンド)サービスとして映画やドラマといった動画配信のイメージが強いですが、実は電子書籍も豊富に取り扱っています。

31日間無料お試しトライアルに申し込むと600ポイントをもらうことができ、そのポイントで

『約束のネバーランド』コミックスの読みたい巻を無料で読むことが出来ます!

無料登録期間に解約をすれば、当然料金は一切かかりませんし、31日間は無料で通常の会員と同様のサービスを受けることが出来るので、映画・ドラマ・雑誌も無料で見られます!

U-NEXTで『約束のネバーランド』コミックスを無料で読む

登録とかめんどくさい…という方はeBookJapanで数ページの立ち読みが可能なので、まずはこちらで読んでみて、続きが気になったらU-NEXTで1冊まるっと無料で読むというのもオススメです!

eBookJapanで『約束のネバーランド』全巻を立ち読みする

伏線?ポイントを考察

ザック・・・バイヨンを止めようとして凄い出血になっていましたが、生死は不明ですね。生きていると思いたいですが。

2世界間の約束で、狩りをしたかったバイヨン郷もそれを禁じられ“養殖”の道を強いられた。

位が高い知性鬼になるほど、1000年以上生きてきたものが多いのでしょうか。

ピーターからの申し出も、あのミネルヴァさんの伝言が2031年だったってことは、この猟庭もまだほんの15年くらいの歴史だったんでしょう。

『どこから漏れた?』

というのも気になるワード。どこからかピーターに情報を流していたものがいるんですものね。

長らく生きて、そこでやっと楽しさを見いだせたバイヨン郷も何だか悲しい。

ソンジュもそうですが、狩りができる以前の世界に・・・鬼の世界でもこの約束を壊したがっているものが多いのかもしれないですね。

スポンサーリンク

約束のネバーランド84話感想

敵ながら、バイヨン郷の悲哀が感じられ複雑な気持ちになった84話でしたが、ネット上での感想はどうだったのでしょうか?一部ご紹介しますね!

美しいセンターカラーについてと、バイヨン郷に感じる所がある感想が多く見受けられました。
立場変わると・・・なんですよね。鬼の社会からしたら至って普通の行動というか、悲しみが感じられます。

スポンサーリンク

週刊少年ジャンプ2018年21・22合併号の掲載順をご紹介

21・22合併号はこのような掲載順になっていました。

上から

・ONE PIECE(巻頭カラー)
・ハイキュー!!
・Dr.STONE
・ぼくたちは勉強ができない
・僕のヒーローアカデミア
・約束のネバーランド(センターカラー)
・鬼滅の刃
・食戟のソーマ
・BUILD KING(読み切りセンターカラー)
・呪術廻戦
・ノアズノーツ
・ブラッククローバー(センターカラー)
・ジガ-ZIGA-
・銀魂
・火ノ丸相撲
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・アクタージュ
・ROBOT×LASERBEAM
・トマトイプーのリコピン

作者コメント欄

で、19作品になっています。

『約束のネバーランド』今週の掲載順番は6番目です。

今週はセンターカラー回!順位は少し下がり目でしたが美麗なカラーは嬉しいですね。

ここ5週の掲載順番は『6番、3番、2番、3番、6番(最新号から)』ですので、平均は1つ下がり4番です。

『約束のネバーランド』コミックス8巻が4月4日(水)発売になりました!
今までのおさらいをしながら楽しむのも◎ですよ!

まとめ

バイヨン郷に、とても感情移入してしまう84話でした。

人間サイドから見るととても恐ろしい悪に見えてしまいますが・・・鬼側にだって言い分はあるし、人間社会の“家畜”に当てはめてしまうとどうにも一方が悪いとは言いがたいなぁと感じてしまう。

当たり前のように命を奪ってきているし、それをありがたく頂いて命を繋いでる。互いが互いで、そうなんですよね・・・

人間の社会では、鬼はどういう扱いになっているのでしょう?と気になりますが。
狩り狩られる関係だったなら、狩った後人間はどうしていたんだろう?食べるの?

バイヨン郷についてばかり考えてしまいましたが、オリバーの洞察力・行動力は凄かった。

あの爪痕は、心臓は避けてるが致命傷にならないといいなと祈りながら、2週間待ちましょうか・・・

色々考えさせられる84話でした。

スポンサーリンク