約束のネバーランド95話ネタバレ考察と感想「帰ろうぜ」(11巻収録)

約束のネバーランド第95話「帰ろうぜ」(2018年7月14日発売の週刊少年ジャンプ33号掲載)のネタバレや考察・感想をご紹介していきます!

なお、こちらの記事では約束のネバーランド最新話に関する情報を若干の画バレありで週刊少年ジャンプ発売当日〜翌日に毎週更新しています。

約束のネバーランド第94話「全員生きて」のネタバレ考察や感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!

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約束のネバーランド95話「帰ろうぜ」ネタバレと伏線考察

ーオリバーの回想ー

数え切れない恩がある。

思い起こすのは、右も左もわからないオリバーを助けてくれたあの日。

「僕とここから逃げないか?」

ある日、ルーカスはザックとポーラ、そしてオリバーの前でそう提案します。

今よりもだいぶ幼いオリバーは、歯を食いしばりながら、いやだとルーカスに縋りました。

「俺は密猟者(あいつら)を許せない。この場所が許せない。逃げてもこの場所があるなんて・・・」

同胞達が無惨に狩り殺されていくこの場所が許せない。

オリバーはこの猟場を終わらせたいと強く願いました。

他の二人も同じ意見で、黙って頷いています。

「わかった。終わらせよう。もうこんな想いを誰もしないように」

強い思いを汲んだルーカスは、彼らを抱きしめ、そう受け止めてくれました。

恩人で、師匠で、そしてーーーーー

ー現在に戻るー

ケガをしたオリバーは、自分たちを置いて行けとルーカス達に言いました。

足手まといになるからと。

「「置いて・・・行け?」何を言ってる?・・・オリバー」

その言葉にルーカスは目を見開いて信じられないと言わんばかりに聞き返します。

オリバーは穏やかに微笑みに、その言葉は本気なのだと伝わってきました。

「言葉の通りだ。俺達・・・エマ以外の重傷者7人を、ここに置いて行ってくれ・・・」

そうすれば全てが解決する。オリバーはそう続けます。

エマをオジサンとレイが最短距離で連れて帰り、ルーカスが残りの子達を連れて3週間かかるが安全なルートで戻れば問題ないと。

負傷者がいなければルーカスに加えナイジェルとヴァイオレットがいれば何とかなるだろうと。

「バカな・・・!!」

「もう・・・十分だよルーカス」

憤るルーカスに、オリバーは冷静に返します。

「助けてくれた・・・知識を、技術を・・・生きる目的を。そして、家族をくれた」

「俺達の願い(ワガママ)をきいて一緒に戦ってくれた・・・」

「俺達がどれだけ救われたか」

「父親がいたなら・・・こんな感じだったのかなぁ。」

少し照れくさそうに、視線を逸らしながらも告白するオリバーに、ルーカスはハッとさせられます。

「ルーカスは俺達にとって、大切な恩人で、師匠(せんせい)で、兄さんで・・・父さんだ」

「そうよ・・・だから・・・みんなで決めていたの」

「ええ・・・最初から」

重傷者のジリアンも、ソーニャも、同じ思いだと続きます。

オリバー達9人は決めていました。

全員生き残るのが大前提だが、もしそれが難しくなったなら、『ルーカスと他の皆だけは必ず生かして外に出す』と。

『それが、この戦いを始め貫いてきた俺達のせめてもの責任だ』と。

結束は固く、迷いはなかった。

「覚悟はできている。足手まといになりたくない」

「ルーカスが・・・皆が、エマが・・・生き残るために俺達をここへ置いて行ってくれ」

『ちがう・・・ちがうよみんな・・・。親ならば、我が子に復讐などさせるものか』

オリバーの言葉に、唖然としていたルーカスは、自分の罪悪感、不甲斐なさに歯がみします。

「いやだ」とオリバーが言ったあの時。ルーカスは怖じ気づいただけだったと。

いざGPを出てもどうなるか?

身の安全の保証もない鬼の世界で怯えて暮らすのか。

GPの真実を知らなかったルーカスから見たら、頼みの綱のミネルヴァは敵だとも思えた。

『あいつだってもう死んでいるかもーー』

自分が逃がしたオジサンのことも、悪い可能性しか考えられなかった。

だから。

『僕はあの時、君達の気持ちを恐怖から逃れる口実に使ったにすぎないんだ・・・!!』

「だめだ・・・置いて行けない・・・君達を置いていくなんてーーー」

「誰も置いていかねぇ」

苦しみながらそう答えるルーカスにかぶせるように、強い口調で断言するのはレイです。

「エマは助ける。全員でも帰る」

「ああ、そうじゃなきゃ他でもねぇエマ(こいつ)が納得しねぇ」

オジサンも続きます。

「俺があんた達と帰る」

「え」

「ナイジェルとヴァイオレットと3人で、絶対にあんた達全員無事にシェルターへ連れて帰る」

驚くヴァイオレットに、決定事項のように続けるレイ。

「オッサン。あんたにエマを任せていいか?」

「任せろレイ。お前の親友は俺が必ず連れ帰り助ける」

それじゃエマは・・・と心配するナイジェルだったが、レイはオジサンを信頼してエマを託すと決めました。

オジサンもその信頼に応えるように、レイの名を呼びます。

「いや・・・待ってくれ。それでも危険だ。それに俺達は動けないんだぞ。3週間ももつかどうかだって・・・」

エマの応急処置も進む中、まだオリバーは自分たちを置いていく案を推しますが・・・

「でもまだ生きてるだろ!?」

「!」

その後ろ向きな意見を一喝したのはテオでした。

「生きている限り諦めちゃダメだ!!俺もできることは何でもするから・・・!」

「そうだよ!俺達だってあんたらを担いで歩くくらいはできるんだ!」

テオに続いて、子供達が次々と説得にかかります。

「ごめん、オリバー。俺も誰かを犠牲に生き残る道はもう嫌だ!」

「ああ、アダムもいるし何とかできるさ」

ナイジェルとヴァイオレットも腹を決めたように後押しします。

「ここじゃなくてもまだ死ねる。ここまでやったんだ、全員で帰ろうぜ」

「決まりだ」

レイやオジサンの言葉に、オリバーも、ジリアンも、ソーニャ達負傷者のみんなも、異論はなかった。

みんな納得して少しすまなさそうに、複雑な思いを滲ませながら微笑みます。

「さぁ急いで手当てと準備を済ませるぞ!」

時間が迫る中方針が決まった一行は、オジサンを中心に行動をはじめます。

「ナイジェル、エマのペンだ。頼めるか?」

「!」

その中で、ルーカスはナイジェルを呼び止めます。

「“最後の手段”エマ(あのこ)なら今使う。全員無事に逃げ切るために」

「わかった!」

ルーカスに手渡されたミネルヴァさんのペンを受け取ったナイジェルは素早く「最後の手段」を実行しに行きます。

それは。

GPのペンを使わなかったら入れなかった隠された設備部分にあります。

モニターの前に行き、ケースで保護されたボタンをおすと・・・

「緊急破壊装置作動」

モニターにはCAUTION(危険)の文字に、時間が30分と表示されています。

以前、ルーカスとエマが見つけた文字通りの最終手段でした。

「それじゃ、全員準備はいいか?」

用意を調えた一行は、手分けして荷物や担架に乗せた怪我人を運びながら進みます。

日も傾き、辺りは黄昏色に染まる頃。

緊急破壊装置作動まで、10分を切った辺りで、バイヨン郷の手下達が異変に気がつきますが、もう後の祭りでした。

意表を突かれた手下達が駆けつけるのも想定内で、レイが的確に目の核を撃ち抜き撃退していきます。

残り7分・・・5分・・・と。
時限装置のカウントダウンはビービー、という警告音と共に刻まれていく中で

いざ、この場を離れるとなったその時。
幾ばくかのさみしさがあったのは間違いないのだろうか。

GPで過ごした日々、命を狙われ危険と隣り合わせの中でも、子供達の生活があった。笑顔があった。訓練の日々があった。

そこには確かに仲間・・・家族の絆があった。

言葉もなく、複雑な思いで一同は振り返る。

「あんたらすげぇよ・・・」

そんな中、口を開いたのはレイです。

「あくまで小さな・・・秘密の狩場(場所)ではあったけど、鬼達の庭をブッ壊した」

「逃げるだけじゃない。立ち向かって。もうGP(ここ)で殺される食用児(こども)はいないんだ」

「世界を変えた・・・その一歩だ」

『変えようよ世界。これはそういう脱獄なんだ』
エマが以前言っていました。

フィル達の奪還。GPの解放。1000年前の約束。

これは世界を変える脱獄ーーーーー

『俺達もーーーー』

決意も強く、両の目をしっかり見開きその光景を焼き付ける・・・

「じゃあ、無事に戻れよ」

「オッサンも」

レイとオジサンはそう言葉を交わし合います。

ドドドドドド。

轟音を響かせ、GPの天井が割れ、村に水が注がれていき・・・

2046年1月29日。ゴールディ・ポンド密猟場崩壊。

絶望が水の底に沈み、一つの世界が変わったその頃で、第95話が終わります。

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伏線?ポイントを考察

普通の人間だったら重体・・・もしくは死んでいただろう衝撃もアダムには軽傷。

レイではなくても何者だ!?となりますね。

ノーマンの遺伝子に鬼の頑丈さを混ぜていたりするのかな?

美味しい脳に頑丈な体・・・でも、それだと鬼側にとっては不利な部分も出てきそう。

ピーター・ラートリーの狙いはそこにもあった?とか。鬼の世界でも幅を利かせて有利に取り引きをするため・・・とか。

試作品でこれなら、成功作はどのような人物になるのか、次回以降で徐々に見えてくるのかラムダの全貌も気になるところですね。

そして。

『最後の手段』はやはり自爆的なもの・・・でしたね。

皆が逃げ切る前だったら自爆で被害も甚大。自分達を犠牲にして次に入荷される子達を守る的な感じで。

準備を整えて逃げる手段で使うなら最強の切り札。

使いどころで変わってしまう諸刃の剣でしたが、皆の負傷も準備も想いも無駄にならずに良かった。

そして個人的に・・・レイがオジサンを頼り、オジサンがレイも名前で呼んで、応え、こちらもエマ同様に信頼関係が築けた演出もグッときましたね。

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約束のネバーランド95話感想

レイの説得や、ラスト数ページに引き込まれてしまった95話でしたが、ネット上での感想はどうだったのでしょうか?一部ご紹介しますね!

クライマックスが最高だった!という声が多く見られました。
その一言で伝わってきそうな熱さです。

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週刊少年ジャンプ2018年33号の掲載順をご紹介

33号はこのような掲載順になっていました。

上から

・ONE PIECE(巻頭カラー)
・鬼滅の刃
・約束のネバーランド
・ハイキュー!!
・僕のヒーローアカデミア
・こちら葛飾区亀有公園前派出所(読み切りセンターカラー)
・呪術廻戦
・ブラッククローバー
・BURN THE WITCH(読み切りセンターカラー)
・BLEACHと僕(レポート読み切り)
・アクタージュ
・ぼくたちは勉強ができない
・総合時間事業会社代表取締役社長専属秘書田中誠司
・Dr.STONE(センターカラー)
・アリスと太陽
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・食戟のソーマ
・火ノ丸相撲
・銀魂
・ノアズノーツ
・紅葉の棋節
・キミを侵略せよ!

作者コメント欄

で、22作品になっています。

2018年33号は週刊少年ジャンプの50周年記念号です。

特別読み切りがあったり、歴代の大先生方のコメントが掲載されていたり,対談があったり内容も盛りだくさんです。

『約束のネバーランド』今週の掲載順番は3番目です。

先週号に引き続き安定の上位ですね。

ここ5週の掲載順番は『3番、11番、5番、2番、13番(最新号から)』ですので、平均は一つ上がり4番です。

約束のネバーランド、最新コミックス10巻は8月3日(金)発売予定です!

コミックスはの方は勿論、本誌派の方もコミックス10巻はレウウィス大公との戦いの前まで・・・

ノウスノウマやバイヨン達密猟者達との手に汗握る知略の戦いが収録されていると予想します。

激動のGP編をコミックスでまとめて読めますね!

週刊連載でのドキドキを改めて味わえるコミックスも是非。

2019年1月から、『約束のネバーランド』ノイタミナ枠でTVアニメ化決定!

とうとうアニメ化ですね!少し先にはなりますが、19年の注目冬アニメになることは間違いないでしょうね。

続報が楽しみです。

公式Twitterピックアップツイート!

2018年4月からスタートした『約束のネバーランド』公式Twitterから気にあるツイートをピックアップ!

『約束のネバーランド』公式Twitterはこちら

まとめ

やはりみんなで脱出する、でしたね。

GFの脱獄の時と同じ感じで、今度はかつてのレイのように犠牲になろうとしたオリバーを、レイが生きるための説得をしているのが感慨深く感じます。

自分にも言い聞かせた言葉なのか。

水に沈んだGPを見つめる、
いつも眠たげな『片目寝不足』なレイの表情が違った。

世界を変えたその瞬間に立ち会えなかったエマの分まで両の目で見つめていたのでしょうか。

無事にGPを出られても、レイルートもオジサンルートも道中は無事でいられるとは限らないし、怪我人達の体力がもつかもまだ安心はできないですよね。

全員生きて生還、してほしいです。

次週は新展開なのか、後日談なのか。
33号は早めに発売になったので、次までが長いですねぇ・・・。

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